2017年9月9日 更新

【官能小説】このコンドームは誰のもの? 第2話

何事もないかのように朝食を頬張る彼。アヤはもしものことを考えると不安でたまらなかった。「そうだ!」アヤはあることを思いついた。アヤの『コンドーム使用者特定作戦』が始まろうとしている。

何事もないかのように朝食を頬張る彼。アヤはもしものことを考えると不安でたまらなかった。「そうだ!」アヤはあることを思いついた。アヤの『コンドーム使用者特定作戦』が始まろうとしている。
明日の祝日は彼が休みだ。しかし、アヤはサービス業なので仕事が入ることがよくある。こんなこと本当はしたくないけど、何も言わずに日中に帰宅し、彼の浮気現場を押さえよう。コーヒーを飲みながら、そのようなことをアヤは考えていた。朝食を食べ終えてアヤが食器洗いをしていると、彼はベランダ側のカーテンから外を見て駐車場あたりを見つめていた。きっと、浮気相手が近づいてくるのが心配なのね…。アヤは少し乱暴にスポンジを器の中へ投げた。
gettyimages (77717)

今日もひとまず彼を誘って様子を見ることにした。
「リョウスケ、疲れもとれたはずだけど、どう?」アヤはリョウスケの股間をそっと撫でた。「うーん。今も出来ないよ。それより、映画でも観に行かない?」リョウスケはパンフレットをアヤに見せた。アヤの好みの映画ではない。
「私は大丈夫、いってらっしゃい。」アヤは微笑みながら言った。
「アヤの好みじゃないかもしれないけど、この映画はきっと面白いよ!」リョウスケは再度アヤを誘おうとする。
「私、今はそういう気分じゃないの!」アヤは怒りを抑えるのが限界だと感じた。「少し、そっとしておいてくれない?」アヤはリョウスケに背中を向けて言った。
「わかったよ。」リョウスケはそう言って玄関を出て行った。
thinkstock (77718)

今頃、もう一人の彼女と一緒に映画でも観ているのかな。
アヤは色々と虚しくなった。
満たされないアソコを愛でながら、アヤは明日の作戦を練った。
夕方頃にはリョウスケが帰ってきたが、音楽を聴くなどしてあまり会話はしないようにした。夕食の支度を手伝ってくれているのは嬉しいけれど、リョウスケが鼻歌を歌いながら支度をしている姿に妙に腹が立った。
夜はもちろん、何事もなく眠った。

祝日である翌日。アヤはそそくさと仕事へ行く準備をした。本当はアヤも休みだ。
「じゃあ、行ってくるから。帰りは遅くなると思う。」アヤはそう言って慌ただしく家を出る。
「わかった。いってらっしゃい。」リョウスケは笑顔で見送った。
なによ、ご機嫌そうに。余程都合が良いのね。
アヤは確信に近いものを感じていた。
thinkstock (77720)

そして昼過ぎ、いよいよ作戦開始の合図がやってきた。
別々に暮らしていた時と同じパターンのはずだ。
家に誘って昼食を摂り、少しリラックスしたところでセックスに誘う。
前の彼はそうだった。
私の推測が間違いないのであれば、今頃…。
アヤは胸が苦しくなった。
もう、目で見て確かめるしかない。

足音を立てないように家のドアへ近づく。
まるで泥棒のようにそっと鍵をあけ、中へと進んで行った。
部屋の奥にあるベッドが少しだけ「ギシッ…ギシッ…」と音を立てている。
アヤは勇気を振り絞ってその場を見た。

「何をしているの!?」
アヤはその光景に唖然とした。

リョウスケが自分のアソコにコンドームをつけてがに股でオナニーをしていたからだ。

リョウスケの顔が恥ずかしさでみるみる内に真っ赤になっていく。
thinkstock (77722)

「あ、アヤこそ何やってんだよ!帰るならそう言えよ!」リョウスケは恥ずかしさで混乱しながら言い返した。
「どういうこと?」アヤも顔を赤くしながら茫然としている。
「オナニーだよ。悪いかよ。」リョウスケはバツが悪そうに急いでズボンを履いた。
「浮気じゃないのね?」アヤはぼんやりと言った。
「なんでこれが浮気になるんだよ…。」
「だって、リョウスケ、全然セックスしてくれないもん。」アヤは安心感や不満が入り混じりながら涙を流した。
「泣くなよ…。」リョウスケは立ち上がり、アヤを抱きしめる。
「あのな、凄く言いづらかったんだけど、アヤとセックスをした翌日にお隣さんから苦情が来たんだよ。喘ぎ声がうるさいって。俺もまさか隣に聞こえているとは思わなくてさ。角部屋だから大丈夫だと思ってたし。だから、お隣さんがいない時はセックスをしようと思ってたんだけど、なかなか留守にならなくてさ。」リョウスケは続けた。
「外に出てラブホテルに誘おうとも思ったんだけど、アヤはラブホテルが嫌いじゃん?だからどうしたらいいか分からなくて。お出かけがてら、アヤからラブホテル行こうって言ってくれないかなって待ってたんだよね。」リョウスケは俯いた。
「俺、アヤの喘ぎ声が好きだんだよ。でも、ベッドの軋みも聞こえるのかなと思うと言えなくてさ。」
アヤはお隣さんへの恥ずかしさを感じつつ、リョウスケへの申し訳なさなど押し殺していた感情が一気に溢れた。
thinkstock (77721)

15 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

カップルで一緒に観よう♡ AV鑑賞のススメ

カップルで一緒に観よう♡ AV鑑賞のススメ

ガルポリ女子の皆さーん! 最近AV、観てますかー♡ 私ですか? もちろんガッツリ観てまーす♪(笑) 今日は、「カップルでAVを観ると、こんなにイイコトがあるよ」という AV鑑賞のススメです♡ 一緒に学んでいきましょう!
女性から男性をホテルに誘う時のマル秘テクニック♥

女性から男性をホテルに誘う時のマル秘テクニック♥

「セックスをする時は男性から誘うもの。」その考え方、捨ててみない?いつでも使える、女性から男性をホテルに誘う時のマル秘テクニックをご紹介しましょう。
【官能小説】不思議な恋の物語り(2)

【官能小説】不思議な恋の物語り(2)

ナンシーの心は彼のことでいっぱいになっていった。良くないとは思ったが、ナンシーは再度行動に移してみることに決めた。大胆なナンシーの行動は次々と不思議を生み出していくことになる。
【官能小説】シークレット・ラブ(3)

【官能小説】シークレット・ラブ(3)

<前回のあらすじ>救助した男性は訳アリだった!そして、ある作戦を決行することになる。クレアは無事に乗り越えることができるのか!?
【官能小説】お姫様と3人の王子 <第1話>

【官能小説】お姫様と3人の王子 <第1話>

あるところに、華のように美しいお姫様がいました。お姫様が表へ姿を現す度に、あまりの美しさに涙を流す者もいました。しかし、お姫様にはある悩みがありました。王子として誰を迎えるべきか困り果てていたのです。

この記事のキーワード

この記事を書いたライター

☆YUKARI☆ ☆YUKARI☆