2019年3月20日 更新

【官能小説】産婦人科でも濡れちゃったんです【後編】

イケメン医師に開脚して診察される…それだけでも恥ずかしいのに、どうやら洋子は濡れてしまって…。でも、黒岩先生の触り方はちょっと先生のソレじゃないような…?

慌てて口を押さえた時は、もう遅かった。

とっさに、『気持ちいい』を表す女の声が、漏れてしまった。

その瞬間、先生の動きが止まったような気がした。

(まずい…すっごく気まずい…)

「ご、ごほっっ…」

下手な咳の演技をしてみたけど、意味はなさそうだった。
istockphoto (78855)

再び、先生の手が動く。

今度はさっきより明らかに滑りがいい。

もともと濡れやすいと彼にも言われる洋子の体は、しっかり潤ってしまったみたいだった。

恥ずかしい…!

その瞬間、何かがクリトリスをかすめた。

「…!」

咳の演技をしたまま手を口に当てていたので、今回は声を出さずに済んだ。
けれど…

「大丈夫ですか?」

いたって普通な黒岩先生。

そうか、これも診察で…

「…!!」

再びクリトリスに何か、いや先生の指が…確かに触れた。
指は膣の中で動いているから、おや指…だろうか…

「うん、異常はなさそうですね…」

親指は、クリトリスをクリクリといじっている。

膣の中の、さっきかすめたイイところをグリッとされる。

その瞬間、指のねじ込まれたあそこから、お尻に向かってとろりとぬめりが溢れるのを感じた。

(私…どうしよう、すっごく濡れてる…て言うか…これ普通の診察なの…?)
thinkstock (78856)

鼓動が高まる。

不意に、すっと黒岩先生の指が抜かれた。

「うん、問題ないですね。下着をつけたらさっきの診察室に戻ってきてください。」

そう言って外した医療用手袋からは、いやらしい駅が糸を引いて垂れていた。

カーテンの隙間からそれを見せつけるようにひらひらさせ、先生の姿は離れた。
台から降り、下着をつける前にそっとあそこを触ってみた。

熱くほぐれて、どろりとしたものが手に触れる。

ティッシュも何もなく、仕方なくそのまま下着をつけた。

先生の待つ診察室へ向かうけれど、歩くたびにクチュクチュ音がしそうだ。

それほど濡れていた。
診察室に入ると、先生はカルテに書き込みをしていた。

「異常はないようですね。ピルの件ですが…とりあえず1ヶ月分出すので、様子をみてください。吐き気とか、食欲不振とか…異常があったら連絡してください。」

そう言って、小さな付箋紙を手渡した。

見ると…電話番号と、アドレス…

慌てて先生を見ると、こちらに手の甲を向けて、中指をヒクヒクと動かしていた。

その目は、明らかに医師の目ではなくて…オスの目で…
どうやって診察料を払って出てきたのかあまり覚えていない。

手には付箋紙を握りしめていた。

(彼氏もいるのに…そんな…だって変態医師ってことだよ…)

そう思っても、バッグのスマホに手は伸びた。
洋子は、病院を出たところですぐに電話をしてしまった。

こう言うところが、洋子の素直なところでもあり、軽率で駆け引きのできないところだった。

診察中だから出ないだろう…そう思って、メッセージを残すつもりだった。

ところが、2コールで「はい」と声がした。
thinkstock (78857)

「あっ…あのっ…私今診察を…」

「はははっ!早いね!」

黒岩は笑いをこらえきれないようだった。

「19時に駅前のスタバにいて?」

そう言って、電話は切れた。

あと1時間。

鼓動が高鳴った。
時間ちょうどに、黒岩は現れた。

「お待たせしてごめんね。」

隣に座ると、眼鏡を外した。

「で?もうどこか異常が現れましたかお嬢さん?」

意地の悪い、そして魅力的な笑顔を見せた。
「異常なんです…。本当に…さっきから…あの…」

無意識に、椅子に座りなおす。

「じゃあ診察しましょう。それで電話くれたんですよね?」

立ち上がった黒岩先生は、車のキーを持って出口に向かっていく。
thinkstock (78852)

それから洋子は、近くのホテルでじっくりと診察を受けた。

器具もカルテもない代わりに、イケメン医師のありとあらゆる技を駆使しての診察だった。

「さっきうっかり出ちゃった声、可愛かったよ…」

耳元で囁かれた。
産婦人科からずっと濡れ続けていたあそこは、すんなりとその立派なペニスを受け入れた。

「こっちの声もイイ…」

そう言って黒岩が腰を振ると、グッチュグッチュとはしたない女の声がする。

こんなに、欲望のままにセックスしたのは初めてだった。

二人が出ていった後のベッドには、破れたコンドームの袋が3つ落ちていた。
gettyimages (78851)

22 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

【官能小説】産婦人科でも濡れちゃったんです【前編】

【官能小説】産婦人科でも濡れちゃったんです【前編】

生理不順で初めて産婦人科を訪れた洋子。女医さんと思いきや、担当は若いイケメン先生で…?
【体験談】医療用ライトに照らされ診察台の上で何度もイッてしまいました

【体験談】医療用ライトに照らされ診察台の上で何度もイッてしまいました

私は以前、小さな歯科医院を開業している院長先生とお付き合いしていました。 出会いは私が虫歯治療でこの歯科医院に通っていたことが始まりでした。
【セックスしたい♥と思ったら…渋谷のナンパスポットへ行こう】

【セックスしたい♥と思ったら…渋谷のナンパスポットへ行こう】

「今日は誰かとセックスしたいな……」と、思ったらあなたならどうしますか?ナンパスポットへ行きセックス相手を見つけるのはどうでしょうか? ナンパスポットと言えば若い子のイメージがありますが、実は40代位までの女性なら男性と出会えるナンパスポットがあります。
気をつけて!こんな男はヤリモクだ!【マッチングアプリ編】

気をつけて!こんな男はヤリモクだ!【マッチングアプリ編】

純粋に男性との出会いを求めて、マッチングアプリを活用している女性もいますよね?でも、男性の中には純粋な女性の心を逆手に取る「ヤリモク男=セックス目的の男」も潜んでいるそうです。 ヤリモク男は当然、今まで何人もの女性をターゲットにしてセックスしているので、女性の扱いから落とし方まで把握しています。
【体験談】出会いにつられスノボに…◯◯に大興奮しちゃいました

【体験談】出会いにつられスノボに…◯◯に大興奮しちゃいました

私の趣味はもっぱら自宅でひたすら漫画を読み漁ることなのに、その年は魔が差したんです。 まったく興味のないスノボに誘われ、ほんとなら断るところ、 「いい男が来るよ」なんて誘い言葉に出会いを期待して大金はたいてスノボウエア一式準備、 全く滑れないのに、誰よりもおしゃれな格好でゲレンデに降り立ったわけでした。

この記事のキーワード

この記事を書いたライター

LAYLA LAYLA