2017年9月29日 更新

【官能小説】中イキさせて…太いモノを求めて【3】

彼の指をきゅうっとくわえ込んでイった真衣。そしてとうとう彼の太いモノが…

そして間髪を入れず、彼の太いものが押し入ってきた。

「あああっ…!ふとぉ…い…!」

中はみちみちとした圧迫感でいっぱいになった。

真衣の入り口いっぱいに入り込んでいた。

「イッたあとってヒクヒクきゅうきゅうサイコーなんだよな…」
ギチギチではあるけど、ドロドロに濡れていたおかげで滑りは良かった。

中を埋め尽くす太いペニス。

さっきイくまでグリグリと刺激された場所をえぐる。

今までにセックスした男たちの、長いものを子宮口にぶつけるだけのピストンとは違っていた。
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今思えばきっと、形が合う、と言うのがあれだろう。

ぴったりと密着した二人の性器はしっかりと結合し、一ミリの隙もないほどに一つになていた。

抜き、突く。

響き渡る、肉のぶつかる音とグチュグチュという生々しい音。

太いそれは真衣の足りないところを埋めるかのように自然に収まり、中をドロドロと溶かしてさらに熱くした。
イってヒクついたところに、ぴったりのペニスをこれだけ打ち付けられたら、中イキしたことのない若い体もひとたまりもない。

普段の、自分からイこうと集中する必要もまるでなかった。

体が勝手に反応し、きゅうきゅうと締め付け、ヒクついているのが自分でもわかる。

「くそ…っっ!」

彼は顔を歪め、耐えた。

年上とは言っても22歳、そんなに我慢がきく歳ではない。

その上この締め付け…
彼は角度を少しだけ変え、さらに上の壁を抉った。

そして腰を回し、さっきまでのピストン運動から、グラインドに変えた。

そうされると、もう走り出した真衣の体は止まらなかった。

「ああっ…あっ…ああああっっっん…っああはあああ…!!」

中が一層ギュウッとしまった。

男の精を絞り尽くすような収縮をぎゅうっぎゅうっと繰り返す。

初めての、ペニスでの中イキだった。
「く…!ああっっ!」

彼は素早く腰を引き、締め付ける膣襞からなんとか逃れると、空中に向かって射精した。

シーツと真衣のお腹にほとばしった白いものは、熱くたぎるように思えた。

部屋に、ハアハアという二人の声だけが響いた。

二人とも身動き一つできなかった。
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5分ほどだったか、それとも30分だったのか。

彼が先に体を起こした。

散らばった衣服を拾い、身につける。

真衣は気絶しているかのようにぐったりと倒れたままで、ピクリとも動かない。
だが階下で母親が帰ってきたらしい、鍵を開ける音が聞こえた。

「真衣ちゃんっ、真衣っ!」

彼は散らばった真衣の服をベッドにほうり上げ、肩をゆすぶった。

朦朧とした真衣はなんとか体を起こし、のろのろと身なりを整えた。
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幸い、母親は気づくことなく、それから半年ほど二人の関係は続いた。

だが彼は就職で東京に行くことがわかっていた。

京都と東京は、高校生には遠かった。

桜の季節に、二人は終わりを告げた。

お互い、それまで寝た誰よりも相性は良かったけれど。
真衣は、大学は自分も東京に行こうと思っていた。

2年間の辛抱だ。

それまで遠距離恋愛なんてしないし、他の人ともセックスする。

けれどもあの体を忘れることはできないから。
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でも、1年後、その夢は本当に夢になった。

突然の事故で、彼は帰らぬ人となった。

彼に会えない、とか、死んでしまった、ということよりも、もうあのセックスができないということが、あのペニスにはもう会えないということが、何よりも悲しかった。
それから、真衣のセックス好きは加速した。

あのセックスほどの快楽を得られる相手を探し続けた。

けれど、誰としても、それなりに良くてもイっても、あの時ほどの快感は手に入らなかった。

一度あまりにぴったりな相手を味わってしまったばかりに、どんなペニスを受け入れても違和感があった。
特に、細いだけのペニスはうんざりしていた。

奥深くを突けば気持ちいいと思っている男たちには辟易していた。

太いペニスを持っていそうな男は、どんな男でも誘惑してみた。

彼より太いものもくわえた。

でも、何かが、違っていた。
「あのペニスに会いたい…」

今日も真衣はあのめくるめく快楽を求めて、新しい男とセックスをし続けている。
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LAYLA LAYLA