2017年1月10日 更新

元彼にローターでなぶられて 主婦沙織の話

31歳になる主婦の沙織。夫は出張が多く家を開けることもしばしばだ。そんな時、偶然元彼に出会ってしまい…昼間の情事を重ねていく二人。そんなある時貴之が持ってきたのは…?

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ピンポーン…

来た…!

急いで玄関に走った。鏡で髪を整えて、ドアを開ける。

「いらっしゃい。」

自分の中で一番美しい笑顔で言った。

「お邪魔するよ。」

ドアを閉めると軽いキス。さらっとして気持ちのいい唇が気持ちいい。
貴之は今日も素敵な出で立ちだ。仕立てのいい白シャツにデニム。45歳には見えない、引き締まった筋肉がうかがえる。

その姿を見ただけで沙織は自分がとろりと濡れているのがわかる。

「何か飲む?」

貴之の視線を背中に感じながらキッチンに向かった。

「ロゼが冷えてたら貰おうかな。」

もちろん用意してある。貴之は昔から夏は冷えたロゼか白ワインだった。
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グラスにロゼを注ぎ、お気に入りのトレーに乗せて運んだ。貴之はもうベッドルームだ。

端に腰掛けてこちらを見ている。その強い視線が沙織を女にする。

「旦那は今日も出張?」

サイドテーブルにトレーを置く沙織に尋ねる。

「昨日から1週間ね。ロンドンに行ったわ。」
夫は出張が多い。国内のことが多いが今回のように海外もしばしばだ。

「ご活躍だね。」

貴之は人妻である私をどう思っているんだろうか。
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貴之に再会したのは2ヶ月前だ。昔習っていたピアノを再開したいと思い訪れた駅前のピアノ教室に、貴之はいた。沙織が引っ越した以前とは全く違う街に、貴之はヘルプで講師としてきていた。
運命だと思った。

それからこうして会っている。再び体を重ねるのに時間はかからなかった。
「今日は、いいものを持ってきたんだ。」

そう言ってデニムのポケットをそっと押さえる。

「何…?」

その唇を貴之が奪う。

「あ…」
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舌が歯の隙間からねじ込まれる。ぞくりと沙織の全身を快感が走った。

あっという間に沙織は全裸にされていた。唇は沙織を捉えたままだ。昔から器用な男だった。

首筋を伝い、乳首を吸う。30歳を超えたが沙織の乳房はまだハリを保っている。乳首もうっすらピンク色だ。

丹念に舌でこね、緩急をつけてなぶる。沙織は一層自分が潤うのを感じた。
もじもじと腿をすり合わせているのに、貴之は上半身に止まったままだ。それは永遠に感じた。

早く触って…

その思いが通じたかのように、ようやく下半身に手を伸ばす。しかし割れ目をくぱりと開いたまま、その奥には触れない。

「貴之…お願いよ…」

足の間にいる貴之に懇願した。
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貴之はその鋭い目で沙織を捉えた。欲しい。早く。あなたの指が、舌が、ここに欲しい。

貴之は右手を先ほどのポケットに潜らせ、左手で沙織の目を覆った。


その瞬間、冷たくて硬い刺激をクリトリスに感じた。
「やっ…!何っ?!」

反射的に腿を閉じようとするが、貴之を少し締め付けただけだった。

その冷たい何かはクリトリスに触れたり離れたりを繰り返している。自分の体温で次第に温まっているのがわかる。

貴之の指とは違う、硬い感触。
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ヴヴヴヴヴヴヴヴ…

「んあああっっ!や、やめてっ…いやっ…!」

突然、沙織は初めて感じる振動に体を強張らせた。

貴之はじっと沙織の目を見たまま、器用にその何かを動かす。

「やっ…めて…ん…アァ…ああっっ…!?」

その規則的な振動に次第に慣れ、沙織は快感を覚え始めた。
「いやなのか…?そうか…」

ふっと振動するものが離れる。

「や…だめえ…」

沙織の股間が何かを求めてベッドからうきあがる。

「いやなんだろう…?仕方ないからもうやめようか…」
貴之はそう言って自分の唇に押し当てる。そのピンク色のたまごは、蜜を垂らすほどに濡れて光っていた。

「んん…うまい。こんなに甘い蜜を出しているのに…沙織はこのローターはいやなんだな…」
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ローター。知識として知ってはいたけど、これが…。

「いやじゃない…お願い…貴之ぃ…」

「なんだ、欲しいのか…?」
再び欲望の肉目に触れた。その刺激を求めて高ぶっていたそのクリトリスは、あっけなくはじけた。

「あああああっっっ!!イっちゃううぅぅぅ…!!」

体を痙攣させ、体を弓なりに反らせて沙織はイった。
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しばらくして、タバコの香りで放心状態からとけた沙織が顔を上げると、膝のそばに先ほどのローターが転がっていた。

そっと手を伸ばした。

これでイっちゃったんだ…。

そう思うと急に恥ずかしさがこみ上げてきた。
「やるよ。」

ニヤリとして貴之が言った。

「俺に会えなくてたまらなくなったら使えばいい。」

「でもそんな…」

一人で…これを使って…。
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「まだ使い方がよくわからないだろう…さあ教えてやる。」

タバコを消すと貴之は再びローターを手に取り沙織の股間に潜り込んだ。

日が暮れるまで、沙織はその虜になった。
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LAYLA LAYLA