2019年3月20日 更新

【官能小説】燃える夜はファンタジーの世界で♥

家族・親戚と一緒にキャンプに来たサラはトイレを探そうと森の中へ入った。吊り下げられたライトに沿って歩くよう言われていたので、その通りに進んでいたものの、知らない内に不思議な世界へと入っていってしまったのだった。

家族・親戚と一緒にキャンプに来たサラはトイレを探そうと森の中へ入った。吊り下げられたライトに沿って歩くよう言われていたので、その通りに進んでいたものの、知らない内に不思議な世界へと入っていってしまったのだった。

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迷子

「変ねぇ…。キャンプ場のトイレってこんなに遠いのかしら?」
直ぐ近くにあるからと聞いていたが、なかなかたどり着くことが出来ない。
夜の森の中がこれほどにも不気味だとはサラは想像もしていなかった。
誰かと一緒に来るべきだったなとサラは少し後悔した。
『ギギッ…』
木製の扉が開くような音がした。
サラが音がする方に目を向けると、電話ボックスくらいのサイズの公衆トイレが姿を現した。
気がつかなかったのが不思議なくらいにトイレの中と外は明るい。
「良かった~」
サラは安堵しながら公衆トイレへと入っていった。
ドアを閉め、鍵を閉じた。思ったよりも綺麗だ。
洋式の便器へよいしょと座り込もうとした瞬間、サラはまぶしい光に包まれた。
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気が付いたらふわふわの白いベッドに座っていた。
「!?」
サラは頭が混乱しそうになった。
ピンクの綿菓子のような部屋と大きな白いベッド。
下半身を露出したままのサラはそのままポカンと座っていた。
すると、奥から扉が開く音がした。
サラは茫然として動くことが出来ない。

誘惑

「驚かせてごめんね。」
明るい金髪と色白の、不思議な柄のマントを身に着けた若い青年が立っていた。
「僕は森の精。100年に一度、女性を招いて種を残さないといけないんだ。」
サラは何がなんだかわからなかった。ただ、彼がサラにとってとても好みであるのは間違いなかった。
彼がパチンと指を鳴らすと、サラが身に着けていた衣類が全て消えてしまった。丸裸だ。
「いいかな?」
彼がぐいっと顔を近づける。
サラはドキドキが止まらなかった。そして、初対面にも関わらず全く抵抗はなかった。
例えようのない甘い香りが漂う。
サラは導かれるかのように彼と濃厚なキスをした。
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羞恥

彼の細い指がサラの乳首をそっと撫でる。
そして、もう片方の指でサラのクリトリスを刺激した。
その刺激と同時にサラは尿意を思い出した。
「ダ、ダメ…ッ!」
彼の指はまるでバイブレーターのように振動している。
「んんっ…!♥」
あまりの心地よさにサラは尿を放ってしまった。得も言われぬ開放感で体が少し震えた。ベッドは水分を全て吸い込み、まるで何もなかったかのようにサラサラになった。

結合

「セックスがしたい…!」サラは不思議とそう強く思った。
彼のアソコをフェラすると、キャンディーのように甘い味がした。
「すごく美味しい!♥」硬さも形も見た目もサラの好みだ。
「あぁ…サラ…凄く良いよ…。」彼は今にも射精しそうなのか苦しそうな表情を見せる。
限界が訪れたのだろう。彼は勢いよくサラをベッドへ押し倒した。そして、中へと入ってきた。
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サラは大きな快感に言葉を失った。
彼の性器もまるでバイブレーターのように振動しているのだ。
生暖かくフィットした男性器がサラのGスポットを刺激する。
イク!
サラは強い快感に気絶寸前だった。
彼はそのままピストンを速めた。
「サラ、君は本当に素敵な女神様だ。」
彼は唸りながらサラの胸を揉み、激しくピストンした。
「あ、あぁ…、あぁぁ~♥」
サラの脚がピンと伸びる。
「出る…!出る!」
彼はサラの奥を突き、中へ温かい液体を出した。

サラは彼を強く抱きしめた。直ぐに、彼も強く抱き返した。
「今までにない快感だったわ…♥」サラは彼を見つめる。
彼はサラの頭を撫でながら「本当にありがとう。」とつぶやいた。
うっとりしていたのもつかの間、サラは彼が少しずつ霧のように消えていくのを感じた。
「ヤダ、行かないで!」サラは彼を抱き寄せる。
「これからは僕は君と共に生きるよ。また会おう。」
そう言い残して彼はパッと光が散るように消えた。
「ヤダ!」
サラがギュッと目をつぶって開くと、元通りの公衆トイレに戻っていた。
「夢でも見ていたのかしら。」
サラは立ち上がり、外へ出た。

明るい金髪と色白の、人間らしい衣類を身に着けた若い青年が立っていた。
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