2017年1月21日 更新

【官能小説】穴という穴から…【前編】

ある国には、穴という穴からペニスが突き出される部屋があるという…。

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これは、クラブに勤める私が以前ある男性から聞いたお話です。

彼は数年前まで海外勤務で日本を離れていたそうです。

その話を聞いたのも、帰国と日本での昇進を祝ってのパーティーが行われている時でした。

お酒が進むにつれて、どんな経験をしたことがあるかの武勇伝披露が始まっていました。

その場には女性もいましたが、酔っているせいなのか否定的な人もおらず、盛り上がっていました。
男性陣のソープ体験や初体験、3人でした話などが飛び交っていた中、聞き役に徹していた男が口を開きました。

「俺が経験したのはね…」

その存在感のある声と話し方に、皆一斉に引き込まれていきました。
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男はその日、大きな仕事をやり遂げたチーム仲間と一緒に繁華街で飲んでいたそうです。

そのそばにはその国でも有名な歓楽街があって、客引きが溢れていました。

夜遅いこともあり男性だけになっていた彼らは、ちょっと行ってみようという話になりました。

しかし誰もそういったお店に詳しい者はおらず、下手なところでぼったくられるのも…と店を決めかねていたところ、門にひときわ洗練されたシックな明かりが見えました。

周りの下卑たネオンとは一線を画す店。人気も多すぎず少なすぎず。

男たちは何か安心感があり、この店に入ることにしたのです。

店の名前は、「穴」だったそうです。
仄暗い店内に入ると、黒服の男性がどこからともなく現れ、声をかけました。

「女性連れですか?それとも男性のみで?」

「男だけです」

そう答えるとウエイティングルームに通されました。

全体に黒と赤で彩られた淫靡な空間。ですが外観同様上品でした。

バックにはかすかに音楽がかかっていました。

声楽、宗教曲のようだったそうです。
ワインやチーズで時間を潰していると、入り口のドアが開く気配がありました。

しかし誰もこの部屋には入ってきません。

「満席で断られたのかな?」

しかし店内にそんなに人がいる気配はありません。
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それからしばらくすると、突然壁が開きました。

その窓の向こうは同様に仄暗いのですが、男たちの部屋よりは明るく、中に誰か女性がいるようでした。

目が慣れた頃、男たちは息を飲みました。

そこには完璧なプロポーションと見事なブロンドの、美しい女性がいたのです。

そう、下着だけの姿で。
女はゆっくりと動き、男たちを挑発するかのように身をくねらせます。

おそらく娼婦でしょう、赤い唇を舐める扇情的な舌が男たちの股間に直撃します。


誰もが股間を押さえていると、さっきの黒服が現れました。

「それではお部屋にご案内します。」

男たちは6人。女は…1人?この女1人を6人で…?
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しかし案内されたのは、個室。

狭い部屋に男たちは一人ずつ入りました。

あとでわかることなのだが、さっきの女のいた部屋を取り囲むように個室があったようでした。


部屋はカプセルホテルを盾にしたほどの狭いもので、片隅にパネルが光っているのが見えました。

そこには「見る」「触る」「穴」という項目が表示されています。

男が手を伸ばした瞬間、一斉に放送が流れました。
これから30分の間、この「見る」「触る」「穴」のボタンを押して楽しめるというのです。

最後にはサプライズがあるかもしれない、とのことでした。

男はまず一番目の「見る」ボタンを押しました。

するとさっきのウエイティングルームのように突然目の前が明るくなり、乳房を押し上げ乳首に唇を近づける美しい女がいました。
さっきのブロンドの女性で、下にはすでに脱ぎ捨てられた頼りないレースのブラジャーが頃がっていました。

女はとてつもなくエロティックで、男は急いでズボンを下ろしずるりと勃起したものを取り出しました。


膝を立てて座った女の股間は赤い小さな布切れに大きなシミができています。

「早く脱げっ…」
そう思わず呟いた時、男は目を疑いました。

左の方の壁から手が一本出てきたのです。

女の尻に近いあたりでしたが、手はトンチンカンな方をさまよっていて触れる気配はありません。

その大きさからして男性のものと思われる手はもどかしそうに動いています。
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すると反対側からまたもう一本の手が出ました。

その手は1本目とは異なりすっと尻に触れました。

撫で回す指の指輪には見覚えがありました。

さっきまで一緒に飲んでいた同僚の結婚指輪でした。
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LAYLA LAYLA