友人が経験した苦い恋愛の話です。
友人はどちらかと言えば常に恋愛をしているタイプで、いつも男性の影が絶えないような人でした。彼氏と別れてもまたすぐ新しい彼氏ができるので「どうやったらそんなに簡単に彼氏ができるのか」と周りの人間も謎に思ったものです。ですが、そんなモテモテな友人も辛い恋愛をしていたのです。
その友人が本当に好きだったのは「親友の彼氏」でした。元はと言えば、親友を紹介したのも友人だったのですがそれも彼に紹介してほしいとお願いをされたからでした。友人はずっとその彼が好きで仕方なくて、何度も何度もアプローチをしていましたね。食事に誘ったり、映画に誘ったりと会ってもらえるのならどんなこともしていました。ですが、そんな彼とは体だけの関係、所謂「セックスフレンド」のような存在になっていたのです。都合の良いときだけ、寂しいときだけ会うようなそんな存在にされていて、周りからも「そんな男止めなよ」なんて言われてしまう程でした。ですが、もう好きになってしまったら周りの声なんて何も関係ありません。友人は周りにいくら止められてもその関係を止めようとはしなかったのです。「いつか好きになってくれると思う」といつも言っていましたね。私達からすれば、1度セックスフレンドになってしまえばもう2度と恋人にはなれないと感じていたのですが。
そんな時に彼の方から言われたのが「お前の友達を紹介してほしい」という言葉でした。もちろん友人はとてもショックを受けていて「何故自分ではないのか」と泣きながら電話をしてきたこともありました。確かに、親友が自分の好きな人と付き合うこと程辛いことはないと思います。自分はできなかったデートをたくさんしたり、旅行に行ったり、結婚したりすることだってあるかもしれません。それを1番近いところで見せつけられるのですから、その苦しみは想像もできない程でしょう。
友人はどちらかと言えば常に恋愛をしているタイプで、いつも男性の影が絶えないような人でした。彼氏と別れてもまたすぐ新しい彼氏ができるので「どうやったらそんなに簡単に彼氏ができるのか」と周りの人間も謎に思ったものです。ですが、そんなモテモテな友人も辛い恋愛をしていたのです。
その友人が本当に好きだったのは「親友の彼氏」でした。元はと言えば、親友を紹介したのも友人だったのですがそれも彼に紹介してほしいとお願いをされたからでした。友人はずっとその彼が好きで仕方なくて、何度も何度もアプローチをしていましたね。食事に誘ったり、映画に誘ったりと会ってもらえるのならどんなこともしていました。ですが、そんな彼とは体だけの関係、所謂「セックスフレンド」のような存在になっていたのです。都合の良いときだけ、寂しいときだけ会うようなそんな存在にされていて、周りからも「そんな男止めなよ」なんて言われてしまう程でした。ですが、もう好きになってしまったら周りの声なんて何も関係ありません。友人は周りにいくら止められてもその関係を止めようとはしなかったのです。「いつか好きになってくれると思う」といつも言っていましたね。私達からすれば、1度セックスフレンドになってしまえばもう2度と恋人にはなれないと感じていたのですが。
そんな時に彼の方から言われたのが「お前の友達を紹介してほしい」という言葉でした。もちろん友人はとてもショックを受けていて「何故自分ではないのか」と泣きながら電話をしてきたこともありました。確かに、親友が自分の好きな人と付き合うこと程辛いことはないと思います。自分はできなかったデートをたくさんしたり、旅行に行ったり、結婚したりすることだってあるかもしれません。それを1番近いところで見せつけられるのですから、その苦しみは想像もできない程でしょう。
悪いことも続き、彼に嫌われたくないからと紹介してすぐに2人は意気投合してお付き合いをすることになったのです。友人は親友には彼との関係を言っていなかったので、その親友は全く何も悪くないのですが、一緒に遊ぶ回数は減っていったように感じます。当然と言えば当然ですよね。ですが、それから友人は「あんな男もう知らない」と彼のことを忘れると周りに宣言をし、新しい彼氏を作りました。
ですが、やはり1番好きな人が心にいる間は他の人とお付き合いをしても長くは続かないようで、どんな良い男性とお付き合いをしていてもすぐに別れてしまっていました。長くても3ヵ月くらいで、短ければ数週間でお別れをしてしまうことも多かったです。きっと彼を忘れるために必死になっていたのでしょう。ですが、彼はそんな友人の気持ちを知ってか知らずか親友と喧嘩をする度に友人を呼び出し、また体の関係を持とうとするのです。第三者から見れば、とんでもない駄目な男性だと思います。ですが、友人は何をされるかも知っているのに何度止めてもどうしても彼に会いに行ってしまうのです。自分の親友の彼氏と知りながらも。
結局、親友と彼はもう付き合って1年程になりますが、今でも友人と彼の関係も続いています。周りから見ていると「きっと誰も幸せになることがない恋愛なのではないか」と感じてしまうこともたくさんあります。ですが、友人は彼や親友の悪口を一切言わなくなりました。きっと辛い恋愛だったとしても、無理に諦めたり忘れたりするのを止めたのでしょう。お節介な考えなのかもしれませんが、結婚ラッシュや出産ラッシュが到来する度に、早く親友と彼が結婚をして友人を開放してくれる日が来ないかなと思ってしまいます。
(20代後半 女性 さきさん)
ですが、やはり1番好きな人が心にいる間は他の人とお付き合いをしても長くは続かないようで、どんな良い男性とお付き合いをしていてもすぐに別れてしまっていました。長くても3ヵ月くらいで、短ければ数週間でお別れをしてしまうことも多かったです。きっと彼を忘れるために必死になっていたのでしょう。ですが、彼はそんな友人の気持ちを知ってか知らずか親友と喧嘩をする度に友人を呼び出し、また体の関係を持とうとするのです。第三者から見れば、とんでもない駄目な男性だと思います。ですが、友人は何をされるかも知っているのに何度止めてもどうしても彼に会いに行ってしまうのです。自分の親友の彼氏と知りながらも。
結局、親友と彼はもう付き合って1年程になりますが、今でも友人と彼の関係も続いています。周りから見ていると「きっと誰も幸せになることがない恋愛なのではないか」と感じてしまうこともたくさんあります。ですが、友人は彼や親友の悪口を一切言わなくなりました。きっと辛い恋愛だったとしても、無理に諦めたり忘れたりするのを止めたのでしょう。お節介な考えなのかもしれませんが、結婚ラッシュや出産ラッシュが到来する度に、早く親友と彼が結婚をして友人を開放してくれる日が来ないかなと思ってしまいます。
(20代後半 女性 さきさん)
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