2017年1月10日 更新

ハロウィンセックス〜ドラキュラと私【前編】

今年もハロウィンが近づいてきた。毎年この時期になると思い出すのは、初めての仮装パーティーでのドラキュラとのセックス…

私、彩25歳。東京にほど近い街で、美容師をしている。

最近友達の紹介で知り合った3つ上の彼氏もでき、そろそろ結婚も意識し始めている。

でも、毎年10月になり葉も色づき始めると思い出すことが、そして忘れられない人がいた。

それは、ドラキュラ。
日本でもハロウィンが流行りだした頃だった。

街は仮装した若者であふれ、その年彩も初めて職場の同僚たちと仮装してみた。

ヘアメイクはお手の物の美容師仲間と互いにメイクしあってのの仮装だったので、クオリティの高いものになった。

彩が選んだのは、吸血鬼に狙われる姫。

スレンダーな長身を白いロングドレスに包み、青白く美しい化粧を施した。そして仕上げに首元から血を流した。
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鏡で見ても、なかなかの出来栄えだった。

同僚たちはウケを狙ったものやカワイイ系が多かったので、綺麗系仮装のあやはひときわ目立っていた。

それから皆で街に繰り出した。

それほど大きくないこの街でもあちこちに仮装した集団が見て取れた。
1軒目のカフェテラスで飲んでいた時だった。

「みなさんこんにちは〜!」

陽気な声がして振り向くと、同じ仮装集団がいた。

男が大半だが、2人ほど女の子もいるようだった。

「これからこの先のクラブでパーティーがあるんですけど、もしよかったらどうですか?」

彩は同僚たちと目で会話をした。
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これからの決まった約束や予定は何もなかったので、あやたちは仮装集団についていくことにした。

グループは10人以上に膨れ上がり、目的のクラブまでを自己紹介をしながら歩いて行った。

それは彩たちの職場とそれほど離れていないのに、知らないクラブだった。

でも小綺麗で、店の外に並んでいる客もスタイリッシュに仮装している人ばかりだった。
さっき声をかけてきたガイコツくんの友人がやっているところで、最近オープンしたばかりだという。

店内は程よい大きさでインテリアも素敵だった。

今夜のためだろう、オレンジ色と黒を基調にしたライトが瞬いている。

彩は好みのクラブに出会えたことですっかり気を良くしていた。
人ごみの中で何杯目かを口にした時、後ろから腰をグッと引かれた。

「!?」

振り返るとそこには白くて大きな牙があった。

「姫…」

そのまま首筋に近づいてくる。

「えっ…ちょっとやだっ…」

酔っ払っているのか、男は彩に覆いかぶさってきた。
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「ガブッ!」


耳元で声がした。

慌てて男を押し返すと、口元から血を流した背の高い吸血鬼が笑っていた。



「ごめんごめん、ジョーダンだって!あんまりぴったりの姫がいたから、血吸ってみた。」

そう言って男はニヤッと牙を出して笑った。

「や…いいけど…」

黒いマントに身を包んだドラキュラは、彩好みのスリムマッチョな体型。少し見上げるくらいの身長も、好み。

顔は仮装のメイクでわからないけど…好感が持てた。
「あっちで一緒に飲みませんか?姫。無礼のお詫びに奢らせてください。」

そうセリフ掛かって言うとマントをばさっと翻して頭を下げた。

悪い気はしなかった彩は快諾した。
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その後の流れはありがち。

飲みながら話しているうちにだんだん二人の距離は縮まって、トイレに連れて行かれた。

ドラキュラは彩の首元に再び近づき、牙ではなく唇を押し当てた。

血をすするように吸い付き、血を舐めとるように舌を這わせた。

お酒の力もあり、彩は自分が本当に中世の姫で、吸血鬼に狙われているような錯覚を覚えた。

「ゆっくりお前をいただいてやる…」

演技派のドラキュラは黒いマントに彩を隠すようにしてさらい、裏口から闇へと消え去った。
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「これからホテルっていうのも、興ざめじゃない?」

ドラキュラはそう言うとほど近い公園に彩を連れ込んだ。

公園には池があり、美しい月がゆらゆらと水面で揺れている。

そのほとりの木に彩の体を押し付け、その血が滴る唇で全身を弄った。

胸元は大きく押し広げられ、両方の豊かなおっぱいが外に放り出された。

10月の夜はもう寒く、外気に乳首は硬くなり、震えた。

しかしすぐさま生暖かいものに包まれ、なめられ転がされた。

大きな牙が白い乳房位に時折チクチク当たる。

長いつけ爪をしたドラキュラの手が、もう一方の乳首を揉みしだく。

爪が邪魔でうまく触れない。
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LAYLA LAYLA