2017年1月10日 更新

ユリとスミレのむつみごと 【4】

あそこをすり合わせて絶頂を迎えたユリとスミレ。これからさらなる女の愛欲の日々が始まる…

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「スミレちゃん…」

ユリはスミレにしがみつくようにして抱きついた。

「ユリさん…これから毎日夜はここに来るんですよ…いいですね? もっともっと気持ちよくしてあげます。」

それからユリとスミレの愛欲の日々が始まった。
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「ほら、ここ…?」

「ああっっ!ううっっっ!!!いいっっ…そこすごく…!!!」

ユリは、中でもイくようになっていた。

女の体を知り尽くした女の指で。
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蜜の溢れる泉に彼女の指を受け入れたのは、初めての夜の翌日。

処女であるユリに対してスミレは慎重だった。

何度かクリトリスでイかせた後、中指を差し込む。

つぷり…

アナルの方まで濡れているので、すんなりと受け入れた。

最初は戸惑っていたユリだが、ゆっくりと執拗にかき混ぜる指にすぐに反応を示した。

不意にスミレの中指がクッと曲がり、上壁を押した。
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「…!!!」

「ここだ…」

そこを集中的にこね始めた。

今までにない感覚がユリを襲う。

怖い…!

その心を読んだかのようにスミレは囁いた。

「大丈夫…私に任せて…天国に行けるから…」

ユリの唇に舌が入り込む。

押し寄せる快感。

怖い。怖い怖い怖い。

でも……!!

ユリは深くイった。

「中でイけましたね…よくできました…」
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ついに処女を捧げたのも、スミレにだった。

スミレは、いつかのためにとっておけと言ってくれた。自分は挿入しなくてもいいのだ、と。

でも、ユリはもうスミレに夢中だった。自分の全てを捧げたかった。

ユリは、進んでスミレのペニスバンドに貫かれた。

黒々としたそれは恐ろしかったが、スミレの腰にあるというだけで安心できた。

初めて侵入するそれは大きくて、とても入りそうにないと思えたが、女の体は不思議なものだ。

その異物を少しずつ飲み込んだ。

痛みにも慣れた頃、少しずつ快感がユリを襲った。

クリトリスとも、指でイくのとも違った深い深い快感だった。
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スミレを悦ばせることも覚えた。

稚拙な愛撫だったが、自分にしてくれるのを真似て懸命に奉仕した。

スミレは日々官能的に進化していくユリに悶えた。
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しかし別れは訪れた。

ユリは大学を卒業したら地元の神戸に帰る約束で上京していたのだ。

就職も地元で、というのが親との約束だった。

無事出版社に就職を決め、泣く泣く神戸に戻った。

それでもスミレを、スミレとの爛れたひと時を忘れられないユリは、時間を見つけてはスミレの元へと通った。

多くはない給料は、すべて交通費に消えていた。

そんな生活を半年ほど続けたが、ある時急に週末の予定の空いたユリは、金曜の夜スミレの元にサプライズで現れた。

それは…するべきではないサプライズだった。
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ユリが見たものは、別の裸の女の股間に顔を埋めたスミレの姿だった。

「ユリさん…」

「スミレちゃん…なんで…。」

涙を流すユリ。

見知らぬ女は、どこかユリに似ていた。

「ごめんね…私はこういう女なんです…。そばに愛する体がないと耐えられない…」

「いや…嫌よ…」

首をふる。信じたくなかった。スミレが他の女と…

「せっかく来てくれたんだし…一緒に楽しみましょうよ…」

キョウコと名乗った女がユリに手を伸ばす。

「いやっ…私はスミレちゃんが…好きだから…っっ…だからっ!」
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「いいじゃないですか」

耳を疑うセリフだった。

スミレは艶めかしい瞳でユリを見た。

「スミレちゃん…まさか…」

「ユリさんはきっともうここには来ないでしょう。最後の思い出に…ね?」

信じたくなかった。

私を愛しているのではなかったんだ…誰でも…エッチできればよかったんだ…

「さよなら、スミレちゃん…」

ユリはドアを閉めた。

ユリの初恋は終わった。辛い終わりを告げた。
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神戸に帰る最終で、泣き続けた。

そしてスミレも、泣いていた。

「悪い女演じるの、うまいねえスミレ。」

「…うるさい。いいのよこれで。ごめん、今日は帰って…」








ユリの、甘くて苦い恋の話。
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LAYLA LAYLA