2017年1月10日 更新

気がつけば3P 【後編】

家飲みの後巧と二人きりになった結花。そこにまさか…


気がつけば3P【前編】は、こちらから


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「結花、来いよ」

部屋の奥から声が聞こえる。もうベッドにいるみたい。

酔ってはいないものの、軽く飲んだ私は理性も緩くなっていて、ベッドに潜り込んだ。
乳首をつねられる。

「いたっ…」

「イヤ?」

イヤなはずない。私はこうしてちょっと荒っぽくされるのが好き。
「電気消してよ…」

ちっとも聞いてくれない。

煌々と照らされるベッドで、掛け布団をはねのけられ、全裸の姿が晒される。
「いーじゃん。そこで脚広げてみてよ。」

「そんなのっ…!」

「じゃあ今日はやめよっか。」

…もうさっきから濡れていた。このまま辞めるなんて…いや。
脚を広げ、言われるがままに下から手を入れ両の腿を支えたたその時だった。
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ガチャリ




…南さん…嘘……




「結花ちゃん…えっと…巧君…」
「どうしたんですか?南さん?」

巧は自分も上半身裸でこんな状況なのに普通に尋ねてる。

「いや…鍵を忘れたみたいで…って正人君から君に連絡してもらったらまだみんないるから来てってことだったと…思ったんだけど…」
冷静に言おうとしているが、南の股間は遠目に見ても盛り上がっていた。

やられた。巧。

南さんが来ることわかっててこうしたんだ…

「どうぞ、南さん。一緒にどうですか?」

それまでの穏やかなワイルド南さんはそのとき消え、オスの南さんが現れた。
でも私も南さんには興味があった。

こんな形になるとは思わなかったけど、それでも南さんに抱かれたい。

もうさっき以上に濡れていた。
南さんはテクニシャンだった。巧や今までの彼氏とはなんだろう違った。

乳首をいじるだけでも、巧の乱暴な刺激に慣れた私の両乳首を、触れるか触れないかでじっくりとなぶる。その間もちろん私の口は巧のモノで満たされている。
自分からどんどん液体が溢れているのがわかる。腿をこすり合わせる度クチュリと水音を立てている。

巧が空いた手を差し込んだ。クリトリスをめがけて刺激する。そしてあそこへ出し入れする。

「どけ、替われよ」

南さんが、それまでとは違う口調で有無を言わさず巧を押しのけた
「そんなんで気持ちいいわけないだろ…」

宣戦布告し、私の股間に指と唇と舌、ありったけの愛撫を注ぎ込んだ。

ねっとりと動くその軟体動物は、初めて知る私のカラダのはずなのに、ずっと前から抱き慣れているかのように狂わせた。

実はオナニーでしかイったことのなかった私。今までの彼氏とも巧ともイったことがなくて、そんなもんだと思っていた。この時までは。
絶え間なく中の一番イイところを刺激する中指。舌はクリトリスを捉えている。そして追い出された巧の手は私の乳首をいたぶる。

私は口に巧のモノを、手には南さんの太いモノを握っていた。滑りが流れ落ちる。

オナニーの時のような、いやそれとも違う波が押し寄せてくる。

「ああっあああっあああっっっっ!!!!」

体を大きく震わせて私はイった。初めてセックスで、しかも中でイった。

そこへすかさず南さんが滑り込んできた。
大きい…!今までで一番大きいかもしれない。ぴったりと密着し、余すことなく中を満たす。

南さんが私のお腹に出すと同時に、巧も口に出した。

いつもは飲み込む巧の精液。今日は飲めなかった。
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そのあと、私たちは連休中部屋にこもっていた。

時々巧が飲み物や食べ物を買い出しに行ったけど、それ以外はずっと裸で過ごした。

2人ですることもあったけど、1人が見てるだけっていうことはなくて、やっぱり最終的に3人でした。20本の指とふたつの舌、そして2本のモノの与える快楽に私は溺れた。

欲望にまみれた3日間を過ごし、南さんと一緒に巧の部屋を後にした。

帰り道、食事をしに立ち寄ったお店で、付き合ってくれと言われた。

この3日間の乱れた、間違った欲望の時間。こんな始まりをしたのに、彼は私と付き合いたいという。

信じられなかった。

他の男と一緒に抱いた女と付き合いたいなんて。

でも、信じてみた。


数年後、私たちは結婚した。
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LAYLA LAYLA