2017年1月10日 更新

官能小説家のオナニーライフ

瑞樹30歳。彼氏いない歴5年。昼間は友人の経営するパン屋で販売の仕事をしている。 …かたわら副業としてネットで執筆する官能小説家でもある。そんな彼女の生活とは…?

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瑞樹30歳。彼氏いない歴5年。昼間は友人の経営するパン屋で販売の仕事をしている。

…かたわら副業としてネットで執筆する官能小説家でもある。そんな彼女の生活とは…?
深夜2時。とあるマンションでキーボードを叩く音が響く。

「やめて…あっ…だめ…だめえっっ!イっちゃう…!!、、、、晶子は縛られたままイってしまった…、、、と。」

ふと時計を見る。

「まずい、もうこんな時間?寝ないと明日起きられない!」
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瑞樹はテキストを保存すると、パソコンをスリープにした。

歯を磨いて、スマホで明日のアラームをセットする。明日は少し早めに出勤するよう言われている。

高校時代の友人の妙子から、オープンするパンの店を手伝ってくれないかと言われて3年。立ちっぱなしは辛いけど、接客もパンも好きだし、他のスタッフもいい人ばかりで仕事は気に入っている。

そんな瑞樹にはもう一つ夜の顔があった。と言ってもキャバクラ勤めとかではなく、もっと地味な仕事。

昼の仕事が上がった後は、官能小説家「桜木美輝」になる。


ネット上で始めたのだが、少々妄想癖のある瑞樹には向いている仕事のようだ。
そんな瑞樹には、現実世界でのエッチはずいぶんご無沙汰だった。最後の彼氏と別れたのが25歳の時だから、もう5年。しかも最後は触れ合うこともほとんどなかったからそれ以上、誰ともセックスしていない。

その分妄想がたくましくなるのか、妄想があるから大丈夫なのか…鶏と卵のようだ。
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部屋の明かりを消して、ベッドに入る。

当たり前のようにパジャマの中へ手を伸ばす。

さっきまでエッチな描写を書き綴っていた瑞樹は、濡れていた。

いつもこうだ。でも途中でオナニーしてしまったら最後、その続きはもう書けない。

だから仕事の後の製作、そして終わってからのオナニーは日課になっていた。
しっかり濡れているはずのところにはまだ手を触れない。

まずは下着のふちを指でなぞる。

頭もあそこもエッチな事でいっぱいだが、体自身はまだ何の刺激も受けいてない。

少しずつ下着の中へ進入する。
今日はちょっとSっけのある元彼にいたぶられて、縛られたままイってしまう晶子の話を書いた。

その筋書きを思い出す。

そして晶子の元彼の譲司が晶子をいたぶったように、自らをなぶる。

譲司は、なかなか触れて欲しいところには触らない。足の指から始まって、耳元、首筋、背中…身体中の性感帯をくまなく探るのに、乳首とあそこには晶子が焦れて懇願するまで触れてくれない。
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左手で、胸を触る。

乳首には触れないように、そろそろと。

同時に右手は割れ目を開く。

クチュリと音が響く。

それでもクリトリスに触れたり、あそこに指を入れたりはしない。

限界まで自分を焦らす。今日はそんなシナリオだ。
ベッドにシミを作る滑りを指ですくい取り、アナルに塗りつける。

譲司はここもいじめた。よくほぐし、指をつぷりと入れる…

「んん…」

晶子はここに色々入れられた。ローターだったり、アナルビーズだったり、バイブだったり。小さなアナルプラグも経験済みだった。

瑞樹も実はそれなりに色々持っている。研究のため…なんかではない、単なる自分の趣味だ。

でも明日は早く起きなければいけない。残念ながらおもちゃと戯れている時間はなかった。
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満を持して、クリトリスに触れる。

そっと、かすめる。

「あああ……」

やっぱりクリトリスはすごい。この小さな肉の芽がこんなに感じるなんて。

興奮して肥大したクリトリスを撫でる。円を描くようにじっくりと。

もうこれだけで準備万端の身体はイってしまう。

「ああっっ…イくぅ…譲司ぃぃ…」
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続けて3回イった。瑞樹はクリトリスでイくのが好きだ。

中に挿れることなくこれで終わってしまうことも多々あった。

今日も、疲れた身体と明日のこともあってこれ以上の欲望は起きなかった。

晶子のように自分でクリトリスをいじりながらバイブでイかされる…のは、明日にしようと思いながら枕元に常備したティッシュペーパーをとる。

ニチャリと糸を引く指と泉のようなあそこを拭き取り、布団に潜った。

オナニーでイくと、とてもよく眠れる。

晶子の次なる姿態を妄想しながら…
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LAYLA LAYLA