「やっ…めて…!」
男は耳元で囁いた。
「弾いて。手を止めずに弾いてください…」
ああ。
どうしてこの男はわかるのだろう。
由良が、欲しかったセリフ。
欲しかった手。
そしてエロティックに揉みしだくこの指…何度もなんども妄想した、広谷の手。
男は耳元で囁いた。
「弾いて。手を止めずに弾いてください…」
ああ。
どうしてこの男はわかるのだろう。
由良が、欲しかったセリフ。
欲しかった手。
そしてエロティックに揉みしだくこの指…何度もなんども妄想した、広谷の手。
出会ってから数時間しか経っていない男。
名前も知らない。
知っているのは、顔と声が広谷に似ているというだけ。
でも、この男は由良が欲しいものをくれる。
ずっとずっと欲しかったのに手に入らなかったもの。
名前も知らない。
知っているのは、顔と声が広谷に似ているというだけ。
でも、この男は由良が欲しいものをくれる。
ずっとずっと欲しかったのに手に入らなかったもの。
由良は、弾き始めた。
チェロは、いつになく不安定で、そして甘く官能的な音で鳴いた。
後ろから両方の乳首を探り当てた。
薄いレース地のドレスの下で、それは硬くそそり立っていた。
軽くつまんだり、ぎゅっと潰したり、そして円を描くように愛撫したり…
その愛撫に応えるように、切ない音を立てる由良のチェロ。
チェロは、いつになく不安定で、そして甘く官能的な音で鳴いた。
後ろから両方の乳首を探り当てた。
薄いレース地のドレスの下で、それは硬くそそり立っていた。
軽くつまんだり、ぎゅっと潰したり、そして円を描くように愛撫したり…
その愛撫に応えるように、切ない音を立てる由良のチェロ。
荒い息が漏れる。
官能に走り出してしまいそうな体を、懸命にこらえて弓を動かす。
首筋に男の唇が触れる。
キスをしながら、舌が皮膚をなぞる。
その時、男の足元に落ちている由良のバッグの中でスマホが鳴った。
官能に走り出してしまいそうな体を、懸命にこらえて弓を動かす。
首筋に男の唇が触れる。
キスをしながら、舌が皮膚をなぞる。
その時、男の足元に落ちている由良のバッグの中でスマホが鳴った。
男がついと差し出す画面を見ると、沙希子だ。
時間を見ると、3回目の演奏時刻が迫っている。
「行かなきゃ…!」
男はスッと体を離し、ドレスを整えた。
「いってらっしゃい。僕は中庭で待っていますよ。あなたのいやらしい演奏をここで聞いています。」
男は窓からヒラリと飛び降りた。
由良は慌てて演奏場所へ急いだ。
時間を見ると、3回目の演奏時刻が迫っている。
「行かなきゃ…!」
男はスッと体を離し、ドレスを整えた。
「いってらっしゃい。僕は中庭で待っていますよ。あなたのいやらしい演奏をここで聞いています。」
男は窓からヒラリと飛び降りた。
由良は慌てて演奏場所へ急いだ。
3回目の演奏が無事終わった。
さっきのようミスはしなかった。
だが、何をどう弾いたか覚えてはいない。
とにかく、1秒でも早く控え室に戻りたかった。
続きを…夢のような、現実になる妄想の続きをしたかった。
さっきのようミスはしなかった。
だが、何をどう弾いたか覚えてはいない。
とにかく、1秒でも早く控え室に戻りたかった。
続きを…夢のような、現実になる妄想の続きをしたかった。
部屋に戻ると、男が窓辺に立っていた。
「お帰りなさい。」
由良は楽器を持って、さっきのままに椅子に座った。
男が、背後から近づく。
「さあ、弾いて…」
「お帰りなさい。」
由良は楽器を持って、さっきのままに椅子に座った。
男が、背後から近づく。
「さあ、弾いて…」
震える指で、由良は音楽を紡いだ。
男の手は背中のファスナーを下ろす。
そしてじかに由良の乳首をいじり始めた。
焦らされた乳首はさっきよりも一層硬く尖っている。
待ち望んだ刺激に、由良は思わず喘いだ。
男の手は背中のファスナーを下ろす。
そしてじかに由良の乳首をいじり始めた。
焦らされた乳首はさっきよりも一層硬く尖っている。
待ち望んだ刺激に、由良は思わず喘いだ。
男は、ドレスの裾をたくし上げた。
腿を撫で上げる。
そして下着の中へ細い指を侵入させた。
クチュリ…
由良の奏でる細い旋律に、別の音が加わった。
懸命に堪える唇からは、吐息が漏れる。
たっぷりと潤っているそこは熱を持っていて、男の指をさらによく滑らせた。
腿を撫で上げる。
そして下着の中へ細い指を侵入させた。
クチュリ…
由良の奏でる細い旋律に、別の音が加わった。
懸命に堪える唇からは、吐息が漏れる。
たっぷりと潤っているそこは熱を持っていて、男の指をさらによく滑らせた。
指は、ピタリとクリトリスの上で止まった。
期待に震える由良のそこはもう限界で、腰をよじらせて刺激を求めた。
指はゆっくりと動き始め、円を描くように愛撫を続ける。
夢にまで見た、このシチュエーションが現実になっている。
後ろにいるのは、広谷だ。
由良は目を閉じ、官能を貪った。
期待に震える由良のそこはもう限界で、腰をよじらせて刺激を求めた。
指はゆっくりと動き始め、円を描くように愛撫を続ける。
夢にまで見た、このシチュエーションが現実になっている。
後ろにいるのは、広谷だ。
由良は目を閉じ、官能を貪った。
イキそうになればその指はスピードを緩め、なんども高みに追い詰められてはまた離される。
気が狂いそうに由良は絶頂を求めた。
奏でるチェロはもうなんの旋律を弾いているのかわからなくなっている。
「お願い…せん…せえ…」
思わず漏れた。
気が狂いそうに由良は絶頂を求めた。
奏でるチェロはもうなんの旋律を弾いているのかわからなくなっている。
「お願い…せん…せえ…」
思わず漏れた。
その瞬間、男の手は情熱とスピードを増し、由良は一気に駆け上がった。
「アアアアッッッ…!!」
弓を握りつぶっさんばかりに体を硬直させ、そして落とさんばかりに脱力した。
ぐったりとした体を男に預け、息を整えるまでにどれくらいかかっただろう。
「さあ、またお仕事ですよ。この匂い立つようないやらしい体で、皆さんの前で演奏してきてください。」
「アアアアッッッ…!!」
弓を握りつぶっさんばかりに体を硬直させ、そして落とさんばかりに脱力した。
ぐったりとした体を男に預け、息を整えるまでにどれくらいかかっただろう。
「さあ、またお仕事ですよ。この匂い立つようないやらしい体で、皆さんの前で演奏してきてください。」
再びドレスを整える男。
由良は、続きが欲しくて潤んだ目で男を見つめた。
「後で…」
男はそういってまた窓の外へ出ていった。
由良は、続きが欲しくて潤んだ目で男を見つめた。
「後で…」
男はそういってまた窓の外へ出ていった。
「どうしたの、由良顔赤いよ?」
演奏場所に戻ると、メンバーにそう聞かれた。
なんでもないとはぐらかしながら、早く休憩時間になって欲しいとそればかり考えていた。
演奏場所に戻ると、メンバーにそう聞かれた。
なんでもないとはぐらかしながら、早く休憩時間になって欲しいとそればかり考えていた。
そして、とうとう最後の休憩時間に、二人は繋がった。
ドロドロに濡れていた由良のあそこは、たやすく男の太くて長いものを受け入れた。
さすがにチェロを弾きながらセックスはできなかったので、窓辺近くにあったソファーに男は腰掛け、ドレスを乱さないように、由良は男にまたがった。
焦らされ時間をかけて熱くなった由良の体は、そのペニスを貪欲に貪り尽くした。
ドレスが花のように舞い散り、由良の本当の花は淫らにいやらしく咲きほころんだ。
なんども何度も由良は絶頂を迎え、男はいつまでも続くかのように突き上げ続けた。
ドロドロに濡れていた由良のあそこは、たやすく男の太くて長いものを受け入れた。
さすがにチェロを弾きながらセックスはできなかったので、窓辺近くにあったソファーに男は腰掛け、ドレスを乱さないように、由良は男にまたがった。
焦らされ時間をかけて熱くなった由良の体は、そのペニスを貪欲に貪り尽くした。
ドレスが花のように舞い散り、由良の本当の花は淫らにいやらしく咲きほころんだ。
なんども何度も由良は絶頂を迎え、男はいつまでも続くかのように突き上げ続けた。
最後のステージを、由良は股間から流れ出る精液を感じながら弾ききった。
満たされたカラダは、いつもより一層情熱的に官能的な演奏を生み出した。
満たされたカラダは、いつもより一層情熱的に官能的な演奏を生み出した。
演奏を終えて部屋に戻ったが、もう男の姿はなかった。
残ったのは、男の体の感触と、現実で会ったことの証の、体の中の白いもの。
由良は、1日だけの甘い甘い夢を見た。
残ったのは、男の体の感触と、現実で会ったことの証の、体の中の白いもの。
由良は、1日だけの甘い甘い夢を見た。
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