【体験談】めちゃくちゃにしてほしいって・・

その時の私は精神的にボロボロで、とにかく誰かに癒されたかったという気持ちが強かったんです。

夫が鬱になってしまい、もちろん支えようとしましたが、想像以上に一緒に生活することが辛くて、時々逃げ出したくなる日々でした。

それでも私までもがおかしくならなかったのは、彼の存在があったからだと強く思っています。

あの時彼が私を抱いてくれなかったら、私はきっと夫を見捨ててどこかに逃げ出していたかもしれません。



彼とは中学、高校の時の同級生で、夫と結婚した後で、たまたま再会し、懐かしさから時々会うようになっていました。

私は結婚してから夫の仕事に合わせて転勤族になり、誰も知らない土地で主婦をしていたんです。

その見知らぬ土地で彼と再会し、声をかけられてほっとし、息抜き程度の連絡を取り合っていたんです。



でも夫の様子がどんどんおかしくなり、心配して無理やり病院に連れて行き、鬱の診断を下されてどんどん苦しくなっていきました。

彼といるときだけはその辛さから抜け出せました。



彼は、私を甘美な世界に連れて行ってあげると言って、媚薬をかがせて抱いてくれたんです。

私は初めての甘い香りを気に入り、そのあとで訪れる自分でも言いようのない男性を求める衝動におぼれていきました。

相当のストレスをため込んでいたせいか、私は媚薬を嗅がされてからの自分の行動をあまり覚えていません。

彼曰く、夢中すぎて怖いくらい体を求めてきて、かなりスゴかったと苦笑いしており、でもそんな獣みたいな私にすごく魅力を感じたと言って、それ以降、私が辛くてどうしようもないと連絡をすると、媚薬を使って私の精神を開放してくれるんです。

私は甘いにおいをかがされると、自分から彼を襲っています。



とにかく、彼のあそこを触りたい、触れたい、舐めてむちゃくちゃにむさぼりつくしたいという衝動を抑えきれません。

一度冗談で、居酒屋で飲んでいる最中にしゅっと吹きかけられたとき、私はそこが公衆の面前だと承知しているくせに、彼の股間に手を伸ばし、今にものを取り出したい衝動が抑えられず、彼が慌ててホテルまで連れて行く間、催眠術にかかったかのように、よだれを垂らしながら彼にしがみついてついて行っていました。



満足するまでおしゃぶりを続けた後は、自分で下着を脱いで彼に跨り、髪の毛を振り乱しながら夢中で腰を振りまくります。

どうしても、意識をなくしたい、意識をなくすまでは止められないくらい、体に快感を求めてしまうんです。



多分、私は暗示にかかりやすい、単純な性格なんだと思います。

夫のことでストレスを感じると、こうしてセックスで発散されることで、心の安定を保てるような気がしていました。

彼も、それを楽しんでいるようで、それで私の気が済むならいくらでも付き合うと言ってくれていました。



友達である彼とこういう関係になるなど想定外でしたが、媚薬を使うことでそこを乗り越え、彼のモノがいとおしくてたまりません。

あまり大きくはない、むしろ小さくて細い彼のアレに私は頬ずりするほど愛着を感じ快感を得れていたのも媚薬のおかげだと思います。

夫が幸い、投薬治療の効果を発揮させて快方に向かい、仕事にも支障をきたさなくなったころ、彼は彼で仕事の都合で違う地に引越しをすると言い出しました。



あの快楽がもう味わえないのかと思うと、すごく辛くて、最後の夜はお酒と媚薬で、乱れまくり別れを惜しみました。

でも、別れてしまうと、結構すんなりと忘れ去ってしまえるもので、中毒性のない媚薬だったことで、私は夫との生活にきちんと戻ることができたんです。



ほんのたまに、夫とのセックスの最中に、媚薬を使ってみないかと提案したくなりますが、夫は夫でものすごく立派なアレを持つ人なので、普通にしていても素敵です。

だからもう私はあの貪欲で獣のような自分を夫に見せてどうなるかのほうが怖くなってしまい、今後は封印しようと決めています。


（30代前半　周子さん）