【体験談】酔っぱらった勢いもときには大事

わたしが経験したのは、21歳の冬でした。

サークルに久しぶりに顔を出してみたんです。ここ1年くらい顔を出していなかったから緊張していったんですが飲み会だったせいか一気に打ち解けることができました。

楽しくなってしまい、わたしはお酒のペースがどんどん早くなり2次会終了のころには酔っ払いの完成でした。

その時介抱してくれたのが1つ上の先輩でした。久しぶりに会ったし対して話したことが無かったのにわたしのそばにずっといてくれたんです。酔っ払いのわたしでもそれはすごく優しいこととわかり、うれしくなって必死で連絡先を交換しました。

そしてその日は終電でみんな解散しました。

次の日は二日酔いが酷く後日お礼メールを入れました。

するとメールは途切れることが無く毎日続き、わたしが一人暮らしだったせいかわたしの家で宅飲みをすることになりました。

当日はわたしは夜中まで大学の実習があったため、23時くらいに駅で合流。

先輩はお酒やらおつまみやらをたくさん購入して待っていてくれました。

本当はもう少しサークルのメンバーを呼ぼうとしていたのですが、日が合わず二人きりに。お互いよく飲むのでついてからどんどんお酒が進みました。しかし、やはりわたしのが弱いらしく途中から酔ってしまいました。

隣に座ってテレビを見ながら飲んでいたのですが、酔うと先輩に急接近していました。正直自分から誘ったこともましてやこのときは処女だったため何をするわけでもないんですが身体をぴったりと寄せていました。

わたしはもともと酔うと誰かにぴったりとくっついていたくなるみたいでこの日も同じ現象が起きていました。

先輩は何度も見て見ぬふりをしていてくれたんですが、お酒が入っているせいか拒否はされませんでした。

それでもお互い飲み続けていたら、わたしが遂にくらくらしてきてしまい先輩の膝に寝てしまったんです。

そうしたら先輩の理性も飛んでしまったのか一気にわたしに襲いかかってきたんです。

わたしも拒否することなくキスを受け入れお互いお酒臭いまま床で絡み合いました。

しかし向こうはいざ挿入！となったときにわたしは全力で拒絶。向こうは抑えきれず無理矢理でもとなっていましたが、あわててわたしのほうこそ無理矢理事情説明をしました。そうすると向こうも理性が働いたのかいったん休戦となり落ち着ました。

そしていたたまれずまたお酒を飲みお風呂に入りました。

一人暮らしなのでもちろん寝床は一つしかありません。ベッドで二人で寝ました。でもやはり酔っているせいかいちゃいちゃは止まりません。興奮してきた先輩はわたしに何度も何度も懇願してきました。あまりにもお願いしてくるのでついにわたしも承諾してしまいました。

処女をすてたのです。みんなはじめては痛いとか血が出るとかいいますが、もう比にならないくらい痛い！泣き叫びそうになりました。しかし、スポーツをしているせいか血は出ませんでした。

わたしはそれ以前にも彼氏はできたことがあったんですが、Hをすることが怖く拒絶していました。そんなわたしをこんな状況で処女さようならさせてしまえるなんて酔った勢いもときには大事なのかななんて思ってしまいました。

ちなみに先輩とはその後も何回か会ったり数年たった今でも会ったりしますが付き合っていません。当時はわたしはその後から片思いでしたがそのままで終わってしまいいわゆるセフレに。今も会いますがわたしに彼氏ができたため都合のいい時に会うようにしています。先輩はわたしに片思い中らしいのでちょっと優越感に浸って今を楽しんでいます。わ酔った勢いって本当にあるんだなあとびっくりしつつ今後は起こらないようにしようと気をつけています。

（20代後半　まおたさん）