「…アキ、アキ!」
夫の声で目が覚めた。
「…どうしたの?」
わたしは、答えた。
夜中、午前2時。
「すごくうなされていたよ…夢でも見た?」
夫32歳、私29歳。
会社の同僚だった夫にプロポーズされ、結婚して2年目。
やさしい夫に不満はない…。
「夢…覚えていない」
ウソ。
本当はあの人が夢の中に出てきたのだ…。
「…アキ?」
「抱いて…」
わたしは、夫にしがみついた。
それから夫は何も言わず、わたしを抱きしめキス。
深いキス、首筋から胸元に手が伸びる。
「ああ…」
ため息ともつかない、声がもれる。
パジャマの上から愛撫され、いつの間にかわたしは何も着ていない状態にされている。
暗闇の中、夫の息遣いが聞こえる。
乳首をなめられ、もう一方の乳首は指先で転がされ、片方の手は私の一番敏感な部分を責める。
わたしが好きな愛撫だ。
「あ…もっと、もっと」
わたしは目を閉じておねだりする。
わたしの反応を見て、夫は胸を乳首を弄びながらだんだん下へと降りていく。
「あっ、ああっ!」
その、一番敏感な部分を舐められ、吸われた時に電流が走ったように私は反応した。
なおも、夫の責めは続く。
「ああっ、何か、何かが…」
渦のようなうねりのような、波が押し寄せてくるような感覚。
「あっ!」
わたしひとりでは、たどり着けないこの絶頂感。
一瞬、ビクビクと硬直する。
快楽に脱力したわたしの中に、夫の固いモノが入ってくる。
「んっ…」
少し圧力を感じるけれども、それはすんなり受け入れられる。
やがて夫はわたしの中でゆっくりと動き出す。
「あっ…あっ…あっ」
わたしは手をのばす。
夫は動きながらわたしを抱きしめる。
また、乳首を吸われ舐められる。
「あっ!」
再び、快楽の波がやってくる。
夫の動きが激しくなるにつれ、その波は大きくなる。
「ああ、もっと…」
もう、声にならない。
凄まじい、快感が押し寄せてきた。
「ああああああ!」
…夫の動きも止まる。
しばらくはあはあと、大きな息をしていた夫は脱力してわたしに覆いかぶさった。
夫の声で目が覚めた。
「…どうしたの?」
わたしは、答えた。
夜中、午前2時。
「すごくうなされていたよ…夢でも見た?」
夫32歳、私29歳。
会社の同僚だった夫にプロポーズされ、結婚して2年目。
やさしい夫に不満はない…。
「夢…覚えていない」
ウソ。
本当はあの人が夢の中に出てきたのだ…。
「…アキ?」
「抱いて…」
わたしは、夫にしがみついた。
それから夫は何も言わず、わたしを抱きしめキス。
深いキス、首筋から胸元に手が伸びる。
「ああ…」
ため息ともつかない、声がもれる。
パジャマの上から愛撫され、いつの間にかわたしは何も着ていない状態にされている。
暗闇の中、夫の息遣いが聞こえる。
乳首をなめられ、もう一方の乳首は指先で転がされ、片方の手は私の一番敏感な部分を責める。
わたしが好きな愛撫だ。
「あ…もっと、もっと」
わたしは目を閉じておねだりする。
わたしの反応を見て、夫は胸を乳首を弄びながらだんだん下へと降りていく。
「あっ、ああっ!」
その、一番敏感な部分を舐められ、吸われた時に電流が走ったように私は反応した。
なおも、夫の責めは続く。
「ああっ、何か、何かが…」
渦のようなうねりのような、波が押し寄せてくるような感覚。
「あっ!」
わたしひとりでは、たどり着けないこの絶頂感。
一瞬、ビクビクと硬直する。
快楽に脱力したわたしの中に、夫の固いモノが入ってくる。
「んっ…」
少し圧力を感じるけれども、それはすんなり受け入れられる。
やがて夫はわたしの中でゆっくりと動き出す。
「あっ…あっ…あっ」
わたしは手をのばす。
夫は動きながらわたしを抱きしめる。
また、乳首を吸われ舐められる。
「あっ!」
再び、快楽の波がやってくる。
夫の動きが激しくなるにつれ、その波は大きくなる。
「ああ、もっと…」
もう、声にならない。
凄まじい、快感が押し寄せてきた。
「ああああああ!」
…夫の動きも止まる。
しばらくはあはあと、大きな息をしていた夫は脱力してわたしに覆いかぶさった。
初めての経験はあの人とだった。
わたしは大学生。
女子ばかりの中高一貫校だったから、少し男の人は苦手だった。
その上、地味で目立たない…合コンでも引き立て役で呼ばれていた。
「アキちゃん、だったよね」
声をかけてくれたのは、あの人からだった。
かなりイケメンで、人気のある男子。
何かの気まぐれだっただろう。
カクテルを作ってくれたけれど、アルコールをほとんど飲まないわたしは飲めなかったのだ。
いろいろ話しかけてくれるけど、気の利いた返しもできないほど緊張して。
せっかくのチャンスだったのに…。
そこでわたしは変身することにした。
まず、髪型を変えた。
大人っぽく見えるコーデとメイクの研究…。
顔は作れるってことがよくわかった。
お酒に強くなるために、合コンにいくつも参加した。
意外にも、お酒に強いことがわかった。
わたしは、どんどん変わっていく気がした。
あの人が来る。
…という合コンに行った。
「アキちゃん…」
久しぶりに会うあの人は、変わったわたしに驚いたようだった。
「アキちゃん…きれいになったね」
あの人は、少しはにかんだように笑った。
「わたし、変わることにしたの」
「…もしかすると、オレのために?」
「あなたのために…」
その夜、わたしはあの人に抱かれることにした。
緊張した。
わたしが「初めて」ということは、様子でわかったようだ…
「力を抜いて…」
ガラス細工を扱うように、繊細な指先がわたしの乳房に触れる。
「…ああ」
それだけで、頭がくらくらした。
ゆっくりと、ただゆっくりとわたしの反応を見ながら、あの人の唇がわたしの身体を這う…
「あっ、恥ずかし…」
「大丈夫」
あの人がささやいた。
「…すごくきれいだ」
あの人の手が、わたしも見たことがない部分にたどり着く。
「きゃ…」
びくっと、身体が跳ねる。
今までに感じたことのない、感覚が押し寄せてくる。
「な、に…ああ…」
自然に足が開き、あの人はわたしのその部分を舐め始めた。
「ああっ…」
もう、何が起こっているのかわからなくなってきた。
わたしは自分自身を抱きしめた。
あの人の舌の動きに合わせて、わたしの頭ものけぞる。
それほどの快感だった。
だから、その時—。
あの人のモノは、すんなり受け入れられた…。
あの人とは付き合うこともあったけれど、なんとなく自然消滅した。
わたしはあの人と出会って、あの人を思って殻を破り、あの人の手で女になった。
その後、何人かの人と付き合い、今の夫と結婚した。
もう一度言うが、夫に不満はない。
でも、時々あの人が夢に出てくる。
夢の中のあの人は、夫とは違う抱き方だ…。
あの繊細な指を思い出しながら、夫に抱かれるのが極上の楽しみなのだ。
夫には言えない、わたしの秘密。
(30代前半 女性 石原アキナさん)
わたしは大学生。
女子ばかりの中高一貫校だったから、少し男の人は苦手だった。
その上、地味で目立たない…合コンでも引き立て役で呼ばれていた。
「アキちゃん、だったよね」
声をかけてくれたのは、あの人からだった。
かなりイケメンで、人気のある男子。
何かの気まぐれだっただろう。
カクテルを作ってくれたけれど、アルコールをほとんど飲まないわたしは飲めなかったのだ。
いろいろ話しかけてくれるけど、気の利いた返しもできないほど緊張して。
せっかくのチャンスだったのに…。
そこでわたしは変身することにした。
まず、髪型を変えた。
大人っぽく見えるコーデとメイクの研究…。
顔は作れるってことがよくわかった。
お酒に強くなるために、合コンにいくつも参加した。
意外にも、お酒に強いことがわかった。
わたしは、どんどん変わっていく気がした。
あの人が来る。
…という合コンに行った。
「アキちゃん…」
久しぶりに会うあの人は、変わったわたしに驚いたようだった。
「アキちゃん…きれいになったね」
あの人は、少しはにかんだように笑った。
「わたし、変わることにしたの」
「…もしかすると、オレのために?」
「あなたのために…」
その夜、わたしはあの人に抱かれることにした。
緊張した。
わたしが「初めて」ということは、様子でわかったようだ…
「力を抜いて…」
ガラス細工を扱うように、繊細な指先がわたしの乳房に触れる。
「…ああ」
それだけで、頭がくらくらした。
ゆっくりと、ただゆっくりとわたしの反応を見ながら、あの人の唇がわたしの身体を這う…
「あっ、恥ずかし…」
「大丈夫」
あの人がささやいた。
「…すごくきれいだ」
あの人の手が、わたしも見たことがない部分にたどり着く。
「きゃ…」
びくっと、身体が跳ねる。
今までに感じたことのない、感覚が押し寄せてくる。
「な、に…ああ…」
自然に足が開き、あの人はわたしのその部分を舐め始めた。
「ああっ…」
もう、何が起こっているのかわからなくなってきた。
わたしは自分自身を抱きしめた。
あの人の舌の動きに合わせて、わたしの頭ものけぞる。
それほどの快感だった。
だから、その時—。
あの人のモノは、すんなり受け入れられた…。
あの人とは付き合うこともあったけれど、なんとなく自然消滅した。
わたしはあの人と出会って、あの人を思って殻を破り、あの人の手で女になった。
その後、何人かの人と付き合い、今の夫と結婚した。
もう一度言うが、夫に不満はない。
でも、時々あの人が夢に出てくる。
夢の中のあの人は、夫とは違う抱き方だ…。
あの繊細な指を思い出しながら、夫に抱かれるのが極上の楽しみなのだ。
夫には言えない、わたしの秘密。
(30代前半 女性 石原アキナさん)
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