どうやら、私はエロいらしい。
ただ、雰囲気がエロいのだと言われた。
昔、お酒の席で、可愛がってくれていた上司に「あんたを抱きたい男はよぉさんおると思うけど、抱かれる男は選ばなあかんで」と真面目にアドバイスされたこともある。私としては、仕事のアドバイスがほしかったんだけど。
特別美人なわけでもないし、モデルばりにいい身体をしているわけでもない。
ただ、セックスが好きなのは事実。
激しければ激しいほどがいい。
身体の奥を突き上げるような快感が「生きている」と実感させてくれるから。
独身の頃はかつてのアドバイス通り、私なりに相手を見極めて何人かの男性を経験してきた。
が、10年前に結婚して地方に移り住んでからは、旦那だけ。その旦那とも最近はセックスレス。それだけに、勤め先の取引先の営業マンや職場の男性陣の私を「事務員」ではなく「女」として意識している視線には敏感になってしまった。実際に誘ってくる人もいるのには困ってしまうけど、笑顔と冗談でかわすのも慣れてきた。そのくせ、あの人はどんなセックスをするんだろうって妄想してムラムラしてきてしまうのだ。独身時代なら、ひとりエッチで解消してきたけど、旦那も子供もいる共稼ぎの私にそんな時間も場所もない。ただただ妄想してムラムラした身体を持て余す。
そんな日々が続き「女」でいることを忘れかけてきたころに大学の学部同窓会で出会ったのが、3期後輩の彼だった。初対面だったが、二次会で話が盛り上がり、帰る方向が同じとあって途中から二人きりになると、突然始まった口説き文句のオンパレード。いい具合に酔っぱらっていたこともあってそのままホテルで一夜を明かすことに…よくある話。
彼は、私が今まで言われたことのない甘い言葉をささやきながら私を激しく求め、私はそれ以上に彼を求め、最後は彼の腕の中で泥のように眠った。
翌日からの私はその夜が忘れられずに体の芯が常に熱く、これまでのムラムラとは違う欲情に手を焼いていた。あの気の遠くなるような快感をもう一度と思うけど、面倒くさい女だと思われたくない。ましてや私は3つも年上だ。
ただ、雰囲気がエロいのだと言われた。
昔、お酒の席で、可愛がってくれていた上司に「あんたを抱きたい男はよぉさんおると思うけど、抱かれる男は選ばなあかんで」と真面目にアドバイスされたこともある。私としては、仕事のアドバイスがほしかったんだけど。
特別美人なわけでもないし、モデルばりにいい身体をしているわけでもない。
ただ、セックスが好きなのは事実。
激しければ激しいほどがいい。
身体の奥を突き上げるような快感が「生きている」と実感させてくれるから。
独身の頃はかつてのアドバイス通り、私なりに相手を見極めて何人かの男性を経験してきた。
が、10年前に結婚して地方に移り住んでからは、旦那だけ。その旦那とも最近はセックスレス。それだけに、勤め先の取引先の営業マンや職場の男性陣の私を「事務員」ではなく「女」として意識している視線には敏感になってしまった。実際に誘ってくる人もいるのには困ってしまうけど、笑顔と冗談でかわすのも慣れてきた。そのくせ、あの人はどんなセックスをするんだろうって妄想してムラムラしてきてしまうのだ。独身時代なら、ひとりエッチで解消してきたけど、旦那も子供もいる共稼ぎの私にそんな時間も場所もない。ただただ妄想してムラムラした身体を持て余す。
そんな日々が続き「女」でいることを忘れかけてきたころに大学の学部同窓会で出会ったのが、3期後輩の彼だった。初対面だったが、二次会で話が盛り上がり、帰る方向が同じとあって途中から二人きりになると、突然始まった口説き文句のオンパレード。いい具合に酔っぱらっていたこともあってそのままホテルで一夜を明かすことに…よくある話。
彼は、私が今まで言われたことのない甘い言葉をささやきながら私を激しく求め、私はそれ以上に彼を求め、最後は彼の腕の中で泥のように眠った。
翌日からの私はその夜が忘れられずに体の芯が常に熱く、これまでのムラムラとは違う欲情に手を焼いていた。あの気の遠くなるような快感をもう一度と思うけど、面倒くさい女だと思われたくない。ましてや私は3つも年上だ。
ある晩、旦那が町内会の会合で飲みに行くことになった。子どもを寝かしつけてリビングに降りてくると、抑えきれない欲求が私を襲う。
気が付くと自然に左手が乳房をまさぐり、乳首を転がしていた。強く、弱く…。自分の体を愛撫するのは何年ぶりだろう。目を閉じると彼との夜がよみがえる。興奮を抑えきれなくなった私は、右手を下着の中へと滑らせた。はちきれんばかりに膨らんだクリトリスに爪が当たって思わず声が漏れる。そっとヴァギナに指を這わせてみた。「熱い…」。ここってこんなに熱かったっけ。そんなことを思いながら、徐々に激しく上下にこすり続け、気が付くと下着が愛液でぐっしょりと濡れてしまっていた。ここまでくるともう我慢ができない。久しぶりのひとりエッチにちょっと臆病になりながら指を1本挿入して、感覚を思いだすのにゆっくりとピストン運動を開始させたのもつかの間、動きはすぐに激しくなり、もっともっとと彼に求めたように、1本、また1本と最終的に3本の指が私の中で暴れていた。ただ、これでは奥まで届かない。あの体の奥を突き上げる感じがほしいのに。そこで、一旦指を抜き考えた。こうなると、元カレが置いていったバイブを処分したことを後悔する。
「昨日、もらったキュウリ…」。近所のおばちゃんが自分の畑で育てたキュウリを持ってきてくれたのを思い出した。キュウリにしては大きくて、トゲもなくなっていて丸くなっている。これだと思った。台所からもってきて、そっと挿入してみる。「痛くない。大丈夫」。そんなものを使うのは初めてだったので、恐る恐る出し入れしてみると、丸くなったトゲの部分が刺激して、体験したことのない快感が身体を走り抜けた。そうなると止まらなくなった私は、奥まで差し込んで初めは小刻みに、徐々に大胆に自分を突き上げた。子どもが眠っていることも忘れて、声をあげ、興奮がピークに差し掛かってくると腰がガクガクと震えた。その間中脳裏を駆け巡っていたのは、彼との情事。「もっと、もっと」と言いながら、私はリビングのソファーで独り果てた。
以前は、ひとりエッチの直後に襲ってくる虚しさにため息が漏れるのだけど、今回は気持ちのいい疲労感が余韻を誘った。
「会いたい。もう一度…」とばかり思いを募らせて、悶々としていたけど、確実に彼に再会できるのは一年後。それまでに会う機会もあるかもしれない。いずれにせよその時にまた「この女、抱きたい」と思ってもらえるように、女を磨こう。久しぶりのひとりエッチは私を前向きに変えてくれた。
その前に、このキュウリどうしたものだか…。
(40代前半 よしのさん)
気が付くと自然に左手が乳房をまさぐり、乳首を転がしていた。強く、弱く…。自分の体を愛撫するのは何年ぶりだろう。目を閉じると彼との夜がよみがえる。興奮を抑えきれなくなった私は、右手を下着の中へと滑らせた。はちきれんばかりに膨らんだクリトリスに爪が当たって思わず声が漏れる。そっとヴァギナに指を這わせてみた。「熱い…」。ここってこんなに熱かったっけ。そんなことを思いながら、徐々に激しく上下にこすり続け、気が付くと下着が愛液でぐっしょりと濡れてしまっていた。ここまでくるともう我慢ができない。久しぶりのひとりエッチにちょっと臆病になりながら指を1本挿入して、感覚を思いだすのにゆっくりとピストン運動を開始させたのもつかの間、動きはすぐに激しくなり、もっともっとと彼に求めたように、1本、また1本と最終的に3本の指が私の中で暴れていた。ただ、これでは奥まで届かない。あの体の奥を突き上げる感じがほしいのに。そこで、一旦指を抜き考えた。こうなると、元カレが置いていったバイブを処分したことを後悔する。
「昨日、もらったキュウリ…」。近所のおばちゃんが自分の畑で育てたキュウリを持ってきてくれたのを思い出した。キュウリにしては大きくて、トゲもなくなっていて丸くなっている。これだと思った。台所からもってきて、そっと挿入してみる。「痛くない。大丈夫」。そんなものを使うのは初めてだったので、恐る恐る出し入れしてみると、丸くなったトゲの部分が刺激して、体験したことのない快感が身体を走り抜けた。そうなると止まらなくなった私は、奥まで差し込んで初めは小刻みに、徐々に大胆に自分を突き上げた。子どもが眠っていることも忘れて、声をあげ、興奮がピークに差し掛かってくると腰がガクガクと震えた。その間中脳裏を駆け巡っていたのは、彼との情事。「もっと、もっと」と言いながら、私はリビングのソファーで独り果てた。
以前は、ひとりエッチの直後に襲ってくる虚しさにため息が漏れるのだけど、今回は気持ちのいい疲労感が余韻を誘った。
「会いたい。もう一度…」とばかり思いを募らせて、悶々としていたけど、確実に彼に再会できるのは一年後。それまでに会う機会もあるかもしれない。いずれにせよその時にまた「この女、抱きたい」と思ってもらえるように、女を磨こう。久しぶりのひとりエッチは私を前向きに変えてくれた。
その前に、このキュウリどうしたものだか…。
(40代前半 よしのさん)
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