誰にでも、「セクシュアルマイノリティ」になる可能性は、必ずあります。同性に告白された、自分の今の性で扱われることに嫌気がさした、など、思ったことのある人の方が多いのでは?
女性が成り得るセクシュアルマイノリティ
まずはあなたが「自分はこうかも」というものに当てはまるかどうかを考えてみましょう。
女性が成り得るセクシュアルマイノリティは3つほど。
・レズビアン(L)
・バイセクシュアル(B)
・トランスジェンダー(T)
(トランスジェンダーは性同一性障害という意味合いではなく、「性を超える人」の意味で使用させていただきます)
の3つです。ゲイ(G)はそもそも生物学的に男性である人の性嗜好が男性だというタイプですので、そもそもの女性とは関係ありません。
ごくまれに、同性愛者全般を「ゲイ」と指す場合もありますが、これは海外で使用されている言葉です。
日本ではあまり混同して使うことはありません。
女性が成り得るセクシュアルマイノリティは3つほど。
・レズビアン(L)
・バイセクシュアル(B)
・トランスジェンダー(T)
(トランスジェンダーは性同一性障害という意味合いではなく、「性を超える人」の意味で使用させていただきます)
の3つです。ゲイ(G)はそもそも生物学的に男性である人の性嗜好が男性だというタイプですので、そもそもの女性とは関係ありません。
ごくまれに、同性愛者全般を「ゲイ」と指す場合もありますが、これは海外で使用されている言葉です。
日本ではあまり混同して使うことはありません。
セクシュアルマイノリティとは一時的な感情や逃げの口実ではない
まずはあなたがなぜ「セクシュアルマイノリティなのかも」と思ったのかを考えてみましょう。
・かわいい女性に告白をされてドキドキした
・男の子っぽい女の子に憧れる
・男のおちんちん挿入されると痛いから嫌だ
・男が怖い
・毎月来る生理が嫌だから女を辞めたい
・男の人に女扱いされるのがすごく不愉快だ
こういった理由で「セクシュアルマイノリティかも」と思ったならば、それは間違いです。
これらは一時的なものだったり、嫌悪感から逃れるための口実としてセクマイを使うという事になります。
こうした理由の場合、あなたはセクシュアルマイノリティだとは言い切れません。
・かわいい女性に告白をされてドキドキした
・男の子っぽい女の子に憧れる
・男のおちんちん挿入されると痛いから嫌だ
・男が怖い
・毎月来る生理が嫌だから女を辞めたい
・男の人に女扱いされるのがすごく不愉快だ
こういった理由で「セクシュアルマイノリティかも」と思ったならば、それは間違いです。
これらは一時的なものだったり、嫌悪感から逃れるための口実としてセクマイを使うという事になります。
こうした理由の場合、あなたはセクシュアルマイノリティだとは言い切れません。
レズビアンだと断言できる場合
もしもあなたがレズビアンだとしたら、
・小さい頃から女の子を性の対象として見てしまっていた
・男の子と付き合う事はあっても、セックスをすることにはひどく抵抗があった
・だけど私は女であることに不自然さを感じていない
といったことが、長期間に渡って持続している時、初めてレズビアンの可能性というのが出てきます。
女の子に告白されて、ドキドキして、好奇心でセックスしたことがあったとしても、それはレズビアンとは言い切れないものがあります。
思春期にはこういった「好奇心」から同性とセックスすることというのは、ままあることです。
思春期を越え、大人になってからも、なんだか男性とはお付き合いする気にもなれない、セックスすることも想像できないという感情があれば、あなたはレズビアンの可能性があります。
・小さい頃から女の子を性の対象として見てしまっていた
・男の子と付き合う事はあっても、セックスをすることにはひどく抵抗があった
・だけど私は女であることに不自然さを感じていない
といったことが、長期間に渡って持続している時、初めてレズビアンの可能性というのが出てきます。
女の子に告白されて、ドキドキして、好奇心でセックスしたことがあったとしても、それはレズビアンとは言い切れないものがあります。
思春期にはこういった「好奇心」から同性とセックスすることというのは、ままあることです。
思春期を越え、大人になってからも、なんだか男性とはお付き合いする気にもなれない、セックスすることも想像できないという感情があれば、あなたはレズビアンの可能性があります。
バイセクシュアルだと断言できる場合
あなたがバイセクシュアルだとしたならば、これまでの経験で数回に渡って「男女どちらともセックスができて、好きな人とならなんでもいい」と思えるものです。
一度女の子とセックスしたことがある、という程度では前述のとおり、「好奇心」でしかない可能性があります。
バイセクシュアルの場合は、両性どちらとでもセックスできる、性対象として愛することができるというのが定義となっています。
「愛する人なら何でもいい」という気持ちが芽生えれば、バイセクシュアルの可能性は非常に高いです。
しかし、「なんでもいい」がどこまでなのかにもよっては「パンセクシュアル(全性愛者)」の可能性もあります。
「男か女どちらかがいいな」と思えばバイセクシュアル、「男でも女でも真ん中の人でも、もはやそんなことはどうでもいい、人であれば」というのがパンセクシュアルになります。
一度女の子とセックスしたことがある、という程度では前述のとおり、「好奇心」でしかない可能性があります。
バイセクシュアルの場合は、両性どちらとでもセックスできる、性対象として愛することができるというのが定義となっています。
「愛する人なら何でもいい」という気持ちが芽生えれば、バイセクシュアルの可能性は非常に高いです。
しかし、「なんでもいい」がどこまでなのかにもよっては「パンセクシュアル(全性愛者)」の可能性もあります。
「男か女どちらかがいいな」と思えばバイセクシュアル、「男でも女でも真ん中の人でも、もはやそんなことはどうでもいい、人であれば」というのがパンセクシュアルになります。
トランスジェンダーだという場合
トランスジェンダーの場合は、これまでのレズビアンやバイセクシュアルが他者に対する気持ちだったり、性嗜好が関係するのとは違い「性自認」、つまり自分がどうなのか、という事にスポットを当てて考えるべきです。
「自分は女じゃない」「自分の体がおかしい、違和感を感じる」と長い期間そう思うことがある場合はトランスジェンダーの可能性があります。
「体は女だけど、自分の心は男だ。なぜ女の体なの?わからない」という気持ちが強い場合は性同一性障害の可能性が出てきます。
トランスジェンダーと性同一性障害の違いは、トランスジェンダーが「性別を超越して、(戸籍上女性の場合)男として扱われたい、もしくは女ではないのだけど男とも言い切れない」という場合を指し、性同一性障害の場合ははっきりと「私は男なのに体が違う」という気持ちが長期間続きます。
そうした微妙な違いがあるということをわかっていてください。
ですので、一時的に「生理に対して嫌悪感がある、男になりたい」という事とは全く違います。
性同一性障害は特に、とても辛い思いをそれこそ何十年と続けて、お金や労力をかけて自分の体をもう一度作り直さなくてはならないという試練を乗り越えなければなりません。
簡単に「男になりたいからなる」と、整形手術を受ければ解決できる話ではありません。
トランスジェンダーの場合、服装を自分の好みにしてみることや、見た目を変えることで解決できることもあります。
もしも、あなたが「そうかも」と思ったら、まずは自分が望む服装や見た目に変えてみましょう。
「自分は女じゃない」「自分の体がおかしい、違和感を感じる」と長い期間そう思うことがある場合はトランスジェンダーの可能性があります。
「体は女だけど、自分の心は男だ。なぜ女の体なの?わからない」という気持ちが強い場合は性同一性障害の可能性が出てきます。
トランスジェンダーと性同一性障害の違いは、トランスジェンダーが「性別を超越して、(戸籍上女性の場合)男として扱われたい、もしくは女ではないのだけど男とも言い切れない」という場合を指し、性同一性障害の場合ははっきりと「私は男なのに体が違う」という気持ちが長期間続きます。
そうした微妙な違いがあるということをわかっていてください。
ですので、一時的に「生理に対して嫌悪感がある、男になりたい」という事とは全く違います。
性同一性障害は特に、とても辛い思いをそれこそ何十年と続けて、お金や労力をかけて自分の体をもう一度作り直さなくてはならないという試練を乗り越えなければなりません。
簡単に「男になりたいからなる」と、整形手術を受ければ解決できる話ではありません。
トランスジェンダーの場合、服装を自分の好みにしてみることや、見た目を変えることで解決できることもあります。
もしも、あなたが「そうかも」と思ったら、まずは自分が望む服装や見た目に変えてみましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
あなたの思う「セクシュアルマイノリティなんじゃ?」という自分の気持ちは、どこに落ち着きましたか?
どう生きるかはあなたの自由です。
気持ちでジャンル分けをしてみましたが、男だから、女だからにこだわらず、「私は私」と胸を張って生きられることの方がよほど効率的で、健康的な生き方ではないでしょうか?
自分が何なのか悩んで仕方ないときは、一度自分が何なのかを、今あるカテゴリーに当てはめることで落ち着くこともあります。
カテゴリーが見つからないのなら、新しく作ったっていいでしょう。
何にせよ、あなたはあなたらしくあれば、それでいいのですから。
あなたの思う「セクシュアルマイノリティなんじゃ?」という自分の気持ちは、どこに落ち着きましたか?
どう生きるかはあなたの自由です。
気持ちでジャンル分けをしてみましたが、男だから、女だからにこだわらず、「私は私」と胸を張って生きられることの方がよほど効率的で、健康的な生き方ではないでしょうか?
自分が何なのか悩んで仕方ないときは、一度自分が何なのかを、今あるカテゴリーに当てはめることで落ち着くこともあります。
カテゴリーが見つからないのなら、新しく作ったっていいでしょう。
何にせよ、あなたはあなたらしくあれば、それでいいのですから。
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