2017年10月3日 更新

【体験談】こんなFTMに要注意!セクマイ同士での差別【これは痛い】

セクシュアルマイノリティと一言で言っても、それぞれ本当にいろいろで。いろいろな考え方はあるものの、いまだに前時代的で、古臭い考えを「他人にその考えを押し付ける」という、セクマイ同士での差別も絶えることがありません。そんなFTMと出会ってしまった私の体験談をお話します。

セクシュアルマイノリティと一言で言っても、それぞれ本当にいろいろで。いろいろな考え方はあるものの、いまだに前時代的で、古臭い考えを「他人にその考えを押し付ける」という、セクマイ同士での差別も絶えることがありません。そんなFTMと出会ってしまった私の体験談をお話します。

前時代的FTMの世界

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FTMを初め、セクシュアルマイノリティの世界でもセクマイ同士の差別というものが存在します。

特にトランスジェンダーの中には、「手術をしている方がより男/女に近い。ステータスが高い」というような風潮があります。
そのため、完全に手術を終えた、戸籍を希望の性に変えた、見た目がより希望の性に近いというトランスジェンダーや性同一性障害の人が、そうではない人を否定するといった事例があるのです。

本来、トランスジェンダーやLGBの人々の掲げるレインボーは、多様な性、LGBTコミュニティの多様性を表したもの。

性別は無限のグラデーションで示されるように、様々な性が存在するとされています。

しかし、それを理解できず、どうにも頂点的存在を目指してしまう傾向があるのです。
私個人としましては、この考え方はとても前時代的。

昭和のおじさんが「最近の若い者は!男のくせになよなよしおって!お前など男ではない!」
みたいなことを言うシーンが浮かんでくるのです。

そんなことをいうオヤジはもういないものと思っていたら、
性に対しての考え方が新しく、そして、寛容であろう「LGBT」の世界で出会ってしまうとは…
「この世界には女装グセがある正常な男やゲイなどいろんなタイプがいるけど、『頂点はGID』という認識を持っている人が多いんです。」

出会いは男装バー

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私はちょくちょく、Mixバーと呼ばれる性別ごちゃまぜのスタッフがそろっているバーや、男装バー、ニューハーフのいるバーなどに遊びに行くのですが、そこへ行った際に「お客さん」で来ていた性同一性障害(GID)の人に声をかけられました。

彼の見た目は、短髪、がたいが良くて、TシャツGパン、見るからに「むさくるしい男性」の理想形でした。
対して私は、男性にしては長髪のミドル、キレイ目のジャケットとちょっとチャラめで今時の雰囲気でした。

酔っぱらった彼が、私に絡んできたのが始まりです。
「おまえなんて男じゃねぇよ!」

と急に絡んできたので正直、びっくりしました。

「工事は済んでるのか?俺はもう全部変えてやったぜ!当然戸籍もだ。お前はどうなんだよ?」

正直私としては、社会的に男性として生きていければそれでいいという考えのもと、ホルモン治療は続け、手術はそのうち不便になってからでいいかと思っていましたので、手術はしていません。
それでも、男性として生きるのに不便は特になく、たまに男子トイレに入るときに昭和なおじさんに「こっちじゃないよ」と言われ、「あ、いや、こっちでいいんです」みたいな会話をする程度。声を聞けばおじさんは「そっか、ごめんね、きれいだからおじさん間違えたわ」と謝ってくれるので、そんなに嫌な気分になることはありません。
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GIDとして生きるのには不便だらけとわかっていた分、これだけでいいのかと思えるほど、周りに恵まれている私は、彼のように自慢げに「手術した!俺は男だ!」と言い張る必要があまりないのです。

周りの男性を見ていても、「俺は男だ!!」と言い張って生きている男性ってそんなにいないと思っていましたので、逆にそれを言い張ることでGIDだというコンプレックスを頑張って隠そうとしているつもりで、言いふらしているような気もしていました。

ですので、彼のような態度はよくわからないなと思っていました。
それ以外にも、彼の態度はちょっと目をふさぎたくなるようなことが多く、
スタッフに向かって横柄な態度を取ったり、
他にもいたレズビアンのお客さんやスタッフに「男の俺のいう事が聴けないのか!女のくせに!」
等と言ったり、「手術もできないようなヤツはおなべじゃねぇ」という発言をしたりと、非常に差別的な物言いをするような人でした。

どうにも男らしさを勘違いしているようにも見えました。

自分の受けた差別を認めることが差別を助長する

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さて、ここまで読んだあなたは、彼の何がいけないか、わかりますでしょうか?

私が一番不快と感じたのは、彼のような存在がいることではなく、彼がそのような態度を取らねばならないほど、悲しい思いをしてきたという事です。

もちろん、差別を受けてきたからこそ、差別をしない世の中にしたいという考え方ができる方がより高度な社会づくりに必要なことではありますので、それができない彼は良いとは言い切れませんが、彼の受けてきた差別を糧に、彼は手術まで頑張ったということでもあります。
そうしなければ、差別されてしまうという気持ちで自分をより社会の理想に近づけたというのは評価できる部分です。

では彼の何がいけないのかと言いますと、自分が受けた差別を正しいと認めていることです。
そして、その意識こそが周りの差別を助長してしまうという事です。

前衛的FTM、現代のセクマイの在り方

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トランスジェンダーとGIDはどうにも混同されがちですが、明らかに違います。

トランスジェンダーは、性自認と性指向を幅広く取っています。
つまり、男でも女でもない性Xや、揺らぎの人々も含んでいます。

GID(性同一性障害)は病気です。
心と体の性が一致していない、つまり、社会的には今二つの性しかないという生物学的性別に基づいて、性別が一致していない病気なのです。

GIDの中には「病気」と言われるのが嫌だという人もいますので、ちょっと面倒ですが、定義としてはこう定められています。

前時代的なFTMに対して、トランスジェンダーの中には前衛的なFTMもたくさんいます。
はっきりと分けるわけにはいきませんが、GIDはどちらかというとステレオタイプの男と女という概念に囚われ、一般的に言われる「男らしさ」「女らしさ」に囚われ、自由な発想を認めることができない傾向にあります。

しかし、トランスジェンダーの中には、今でいうと「りゅうちぇる」のような「男だけど女っぽい」だとか、マツコ・デラックスのような「おじさんなのにどう見てもおばさん」を認める余裕があります。
なぜなら、「男らしさ」「女らしさ」にはあいまいで、矛盾する点や、「誰が決めたの?」という部分があるからです。既存の「らしさ」には、当てはまらない例外が出てきたときにヒトは混乱してしまうのですね。
トランスジェンダーはどちらかというと、受け入れられる人間が多いのです。
そういった面から見れば、トランスジェンダーはどの性別よりも前衛的で、新しいものを受け入れられる能力に長けているといえるでしょう。

こうした、「多様性」を認めること、というのが差別を封じる一番の対策です。

「これだからこうあらねばならない!」という考え方しかできないのでは、世界は変わりません。

まとめ

LGBTの中でも、つまらない差別が絶えません。
となると、一般の人にはもっともっと、差別的な考え方をする人がいっぱいいるんだなと思います。

とは言え、ここでとどまってこのまま差別を助長するようなことは、日本がつまらない国、日本文化がくだらないものと言われることを受け入れるという事になるのではないでしょうか?

みんながワクワクする方向へ向けるよう、新しいものに恐怖を覚えるのではなく、興味を持てるような余裕を持っていたいものです。
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