2016年6月29日 更新

もはや恐怖!1日100回以上もイッちゃう!イクイク病とは!?

彼氏とのセックスでなかなかイケない……というお悩みを抱える女性が多いなか、その逆の「イキすぎ」でしまう病気があるって知ってました?

彼氏とのセックスでなかなかイケない……というお悩みを抱える女性が多いなか、その逆の「イキすぎ」でしまう病気があるって知ってました?
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なんて嬉しい病気!と思った方もいると思います。


しかし、この「イキすぎ」尋常じゃないんです!人によっては1日、なん百回もイッってしまうのだとか!!
この以上なぐらい1日に何回もイッしまう病気を「PGAD(持続性性喚起症候群)」通称「イクイク病」といいます。



一見、羨ましいとも思ってしまうこの病気、いったいどんな病気なんでしょうか?

「PGAD(持続性性喚起症候群)」とは?

性的興奮がまったくない状況にも関わらず、性的な快感が持続するというもので、
日本では2000年頃から存在を知られるようになり、通称“イクイク病”とも呼ばれている。
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近年、少しずつPSASの症例が報告されつつあり、この症状が出ると、電車やヘアドライアーの振動、コピー機の音、人によっては携帯やフードプロセッサーの振動でもオーガズムに達してしまうのだとか!!


寝ているとき以外はほぼすべての時間帯にわたってオーガズムの津波に翻弄されてしまうというから、日常生活もままならない状態だとか!

世界に数千人しかいないといわれる珍しい病気ですが、その大半が女性だとか!?




イったことがない女性からは「うらやましい」という声もありますが・・・


実際、この病気になってしまった人はかなり辛い思いをしているんです。

自殺者まで!?発症患者の苦悩。

最初に紹介するのは、8歳の頃からこの病気に悩まされている女性。
フロリダ生まれのアマンダ・グライス(22)
日常で流れる音楽(激しい曲など)や騒々しい車の音や電車の振動、さらには携帯電話の着信音にすら反応し強制的にオーガズムを迎えてしまうといいます。1日に50回前後のオーガズムを感じてしまい、多い時には1時間に10回もあるのだとか。

彼女が最初に症状を感じたのはわずか8歳のころ。当時はPSASについて知られておらず、自分自身何が起きたのかわからなかったといいます。オーガズムは授業中であっても襲ってきて、彼女は椅子に座ってひたすら耐えることしかできなかったといいます。

さらにクリスチャンであった彼女は日曜のミサなどで性的思考やマスターベーションは罪であると教えられ、誰にも相談できずただオーガズムに苦しむ日々が続いたのだそうです。

彼女はこう言います。

「幼い時、私の身体に何が起こっているのかまったくわかりませんでした。しかしそれでもその状態を緩和させるにはマスターベーションをする他なく、その度に後ろめたい気持ちになっていたのです」
一日におよそ300回のオルガスムを感じる!という女性も!
持続性性喚起症候群患者のひとり、ミシェル・トンプソンは一日におよそ300回のオルガスムを感じるという。「家事をしているときにオルガスムを感じるなんておかしな話だと思うでしょう。だけど私にとっては、家事の最中に絶頂に達する事は、もはや生活の一部なんです。実際にどこでも絶頂に達します。一見すると愉快な話かもしれませんが、本当に恥ずかしいことなんです。」そして昨年、ミシェルはついに意を決して医師に助けを求め、PSASであると診断されたという。
「今のところ治療方法はありません。でも最近は人前で(オルガスムに達した事を)隠すのは上手くなりました。これまでで一番恥ずかしかった経験は、去年、スーパーマーケットで店員の男性と話しをしていた時のことです。彼と話をしているとき、突然、私は快感を感じ始めたので、彼からそれとなく離れようとしたんです。しかし、彼がなかなか私から離れようとしないんですね。そして結局、彼の目の前でイッてしまいまったんです。その時は彼の顔を見ることが出来ませんでした。」
そして、次に紹介するのは、
この「持続性性喚起症候群」と言う病気に苦しんで自殺という悲しい結末を迎えてしまった女性・・・
モランネンさんは23歳の時から、持続的な性的興奮状態に悩まされるようになった。性的興奮を取り除くことができたのは、数時間にわたる自慰行為だけだったが、数分後には、再び抑えがたい欲望に襲われた。
継続的な症状に対応する為に働くことを辞め、ほとんどの時間を、自室にこもって、バイブレーターと共に過ごすことしかできなくなってしまったという。

 恐らく、16年間にわたって続いた性的興奮状態からくる苦しみが、モランネンさんを自殺に向かわせたと思われる。モランネンさんの遺体は、週末に自宅で発見された。自殺手段については伝えられていない。
この病気は、その症状に羞恥心や嫌悪感を抱き、なかなか人に相談できない為、患者さん一人で症状を抱え込んでしまい。このような悲しい結末を迎えてしまった例もあるのです。


また、稀な症状である為に、広く認知されておらず、医療補助を受けることも困難だといいます。

このモランネンさんも、この病気で働く事も困難なため、2度障害者申請をしたが、2度とも受理されなかったそうです。

せめて、もっと多くの人が、この症状について知っていたら、グレッチェンさんの人生も、少しは違うものになっていたかもしれないと思うと、とっても残念な思いですよね。
日本でも隠れ患者は少なくないといわれていますが、日本での症例は、公式に報道されたケースはほとんどないようです。

おそらく、恥ずかしくて誰にも話すことができないのだと思います。ただ、あるフーゾク系の掲示板にはいくつか書き込みも見られています。
発覚したのは、近くのコンビニまで買い物に出た時、体がビクビクッとはずんで、なんともいえない快感が私を襲いました。その時は「あー、私、たまってんのかなー」ぐらいしか思っていなかったのですが、悲劇は更に続きます。
満員電車に揺られて会社に向かう時も、電車の振動にいちいち体が反応し、何度もイッちゃいました。会社にたどり着く頃にはヘロヘロで、とても仕事どころではありません。同僚に肩を叩かれたり、ポケットに入れておいた携帯が鳴っても、イッてしまい、さすがにこれはまずいなと思い病院に行き発覚。
その衝撃的な病名を告げられ、私は唖然とするしかありませんでした。誰にもできず、しばらく思い悩みました。しかし、普段からポジティブシンキングの持ち主だった私は、「ま、気持ち良いから別にいいか」と、無理矢理自分を納得させました。
しかし、これが大間違い。日常生活にはかなりの“振動”が潜んでいます。さっきも書いた、自転車、電車に携帯。更には、階段、地震、カラオケやクラブの音楽の震動でもイッちゃいます。もう、外を歩くのは恐怖でしかありませんでした。
普通の仕事はしてられないと思った彼女は、その感じやすさを活かしてソープで一稼ぎ狙ったものの、お客さんがつくたび何十回もイッてたら体がもたないと一日だけ働いて速攻やめたそうです。
彼女はポジティブだった事や運命的な彼との出会いもあり、苦しくも向き合う事が出来てるのかもしれませんが、恥ずかしい、恐怖など苦痛を訴えていました。

「イクイク病」発症理由は?

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発症患者数が少なく、性的なことに関係しているため、発症しても相談しにくいことがある病気なだけに、実際の発症患者数や確定した治療法がなく、具体的な理由はまだあきらかではないようです。



ただ、数少ない症例から色々な原因が考えられています。
上記の症例のような、
「ペニスやクリトリスに分岐している、骨盤の血管異常の可能性」
その他、
「女性の発症の場合、長期間に及ぶ性的欲求を感じなかった場合の可能性」
「抗うつ剤などの、薬の副作用的な可能性」
などがあげられています。


ただ、8歳から発症した例もあるので、、、
あくまでも。数少ない症例から考えられる原因です。


参考:https://welq.jp/12966

治療方法は?治るの?

この病気、的確の原因が分からないため、明確な治療方法がまだ見つかっていないんです・・・


しかし、最近新たに改善傾向があった研究報告データーがあったそうです!!
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アメリカテキサス州のフェイゲンバウン神経外科病院などの、研究チームで実施された、仙髄根を圧迫する脊髄膜性嚢胞の治療の研究結果で、持続性性喚起症候群(イクイク病)が軽減されたとする研究報告がありました。



その報告とは・・・
脊髄膜性嚢胞の症状の患者1,045人を対象に、手術に関する大規模な研究を行った際に、持続性性喚起症候群と思われる患者出会い、更に因果関係について研究したようです。検査には疫学データの収集、脊髄膜性嚢胞のタイプや位置、数をMRIを使用して診断したものです。

対象患者の1,045人の内、持続性性喚起症候群と思われる患者はすべて女性、11名の患者が研究報告の対象となりました。

結果の報告は脊髄膜性嚢胞の手術後平均23か月の経過観察中のものです。報告が2015年なので、それよりも2年近くも前から研究されていたのですね
上記の研究結果は出ていますが、今現在もまだ、確実な治治療方法も確定せず、専門的な医療機関を探すことも困難な状態です・・・

私もそうでしたが、「イキまくれるなんてうらやましい」と誤解されてしまうこの病気。

発症してしまった患者さんは、何度も来るオーガズムで痛みをかんじたり、性的快感とつながりが強いことから、どうしても奇異の目で見られたり、日常生活がままならないと、

「辛い」「痛い」「恥ずかしい」など、日々苦しんでいるんです。


本来、イクと言う事は「気持ちいい」「嬉しい」など良いイメージなのにとっても悲しい事ですよね。


もっとこの病気がたくさんの人に知ってもらい理解してあげられたらなって思います。
そして、今まで「恥ずかしい」と、人に相談出来ず悩んでいる方達がその壁をやぶって前にでれるようになる事で、確実な治療法と専門的な医療機関ができる事に繋がるのかもしれません。


また、この病気を知ることで、いままでイケなくて悩んでた人も、
セックスはイケるからいい、イケないからダメ、ではなく、1回のオーガズムの質こそが大切。むやみに絶頂を迎えることよりも、互いに慈しみ合う愛情深いセックスの大切さに気づいて貰えるのではないでしょうか。
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ちーちゃん ちーちゃん