2017年8月31日 更新

【体験談】ピリッとスパイスが効いた、苦い恋愛の思い出

私は20歳代前半の時、職場の上司と不倫をしていました。関係としては「絶対にあってはならない」のですが、分かっていても止められないのが恋なのかも知れません。

gettyimages (79457)

本日の体験談は、どんぐりまなこさんからです!

どんぐりまなこさんが、20代前半に犯してしまった、
秘密の過ちとは?

私は20歳代前半の時、職場の上司と不倫をしていました。

関係としては「絶対にあってはならない」のですが、分かっていても止められないのが恋なのかも知れません。



私が22歳の時のことです。

私は専門学校を卒業後、新卒である社会福祉施設でケースワーカーとして働き始めました。


実家から通うのではなく、アパートを借りて通勤を始めました。

私が一人暮らしをすることになったら、間を少しあけて姉が一緒に住んでくれることになりました。

両親は「私一人でも心配だし、二人一緒なら安心だ」と言ってくれていました。

福祉施設では夜勤や宿直もあったりして、不規則勤務でした。

男性よりも女性の職員が多く男女比は1対9の割合いでした。


その職場で私と不倫関係になったのが、私の上司である施設長でした。

当時の私は原因不明の熱が続いたり、関節の痛みがあったりして「全身性エリテマトーデス」という難病の疑いで通院をしていました。

そのことを施設長や副施設長、事務長にも面接時に伝えていました。

施設長は40歳代の前半で、明るく温和な雰囲気の人でした。


気さくな施設長は時々、私をラーメン屋さんや回転寿司のお店に連れて行ってくれました。

そして私が住んでいるアパートまで、車で送ってくれるようになったのです。


私は施設長とは「あくまでも上司と部下の関係だ」と一線を引いていたのですが、施設長は「私の病気のことを聞いてから、同情が愛に変わった」と言って、私にキスをしてギュッと抱きしめてきました。

そして「病気を治すには、愛が必要なの。大事に想える相手がいれば、病気に負けない」そう言ってくれたのです。


私は一瞬のことで、わけが分かりませんでした。でも、施設長には奥さんがいるし、娘さんもいました。


施設長の奥さんである副施設長と私は、毎日顔を合わせる立場でもあり、「絶対に関係を持ってはダメ!絶対に深入りしてはダメ!」そう思いました。


でも、心ではダメと分かっていても「やっぱり誰かに想ってもらえることは嬉しい」という気持ちと「危ない関係」というものの誘惑に勝てず、誰にも知られてはいけない関係を施設長と結んでしまうことになったのです。


私が働いていた福祉施設は、親族経営の施設でした。
理事長が施設長の母親で、副施設長が施設長の奥さん、事務長が副施設長の弟でした。
施設長に誘われて外食を終え、私のアパートまで車で送ってくれた後、施設長にお茶を出して一服した後、施設長が私の身体を触ってきました。


キス、胸をなでて、次第に下半身を触り始めました。

私は最初、抵抗しました。「結婚をするまでは処女でいたい」という気持ちと「私の友達はもう結婚して、お母さんにもなっている。セックスって、どんな感じなのか・・・私も知りたい!」という気持ちが半分ずつでした。


結局、セックスに対する興味もあって施設長と肉体関係を結んでしまいました。

姉がアパートに帰って来るまでの秘密の時間です。

「誰にも知られてはいけない」と思うと妙に心が燃え上がりました。


初めてのセックスはとても怖くて、痛くて股の中に太い木を挿入されているかのようで気持ち良いと言えるものではりませんでした。


ところが次第に回数を重ねるうちに、セックスが気持ちよくなったのです。

施設長との肉体関係を続けることは申しわけなく、罪悪感もありましたが私の身体と心は施設長を求めるようになっていました。


外食後、私のアパートでセックスをすることがお決まりのようになっていたので、食事を終えて車の中に乗った途端、股間が濡れてしまうことも度々でした。


施設長もそれは分かっていて、「会いたかった?欲しかった・セックスしたかった?」と私の耳元でささやきます。


私は「うん、うん」と相づちを打ちます。

もう私の股間はびっしょりで、施設長も「生理かと思った。こんなに濡れて」と言い、私が気持ち良いと感じる場所を攻めてきます。


私は声を出さないとセックスが盛り上がらないタイプのようで、車の中やモーテルでも施設長とのセックスを楽しんでいました。


身体も施設長を求めましたが、心も施設長を求めていました。私の心にも「好きになってはいけない人だけれど、今の私の心の支えになってくれる人」そう思っていました。


一週間に一度のペースで施設長と会い、不倫の関係が続いていましたが、とうとう終わりを迎えることになりました。


突然の腹痛が私を襲い、急性虫垂炎で緊急手術が必要になりました。
入院・手術になり、しばらくの間は仕事にも行くことができなくなりました。

虫垂炎の手術の時に「子宮筋腫があること」も分かり、福祉施設での仕事を辞め実家に戻って療養することにしたのです。

虫垂炎の手術も腹膜炎を合併していて、通常の入院治療よりもかなり日数がかかってしまい、職場を退職することにしたのです。

施設長との関係が終わってしまうのは寂しかったけれど、「このまま施設長との関係を続けるわけにもいかない」と思っていたので「ここが潮時かな」と思いました。

今振り返ってみると、「確かに悪いこと、申しわけないことをしていた」と思います。


でも「恋」は突然やって来て、私の心にスッと入ってしまいました。

今、振り返ってみると「スパイスの効いた風が、私の心を吹き抜けたような感じ」がしています。


副施設長にも、両親にも言えない秘密を背負ってしまいましたが、「この秘密は私が墓場まで持っていく」と決めています。

これも若い時の過ちの1つとして、私の記憶の奥深くに刻まれている思い出です。


(40代後半 どんぐりまなこさん)

いかがでしたでしょうか?

浮気された、施設長の奥さんの身になったら、
とても嫌だと感じましたが、

20代前半だった若いどんぐりまなこさんから
してみれば、40歳代の前半の男性と
イケナイ関係は、とても魅力的だったのかもしれません。

それにしても、
40歳代の前半の施設長は、
また、若い娘が入ったら、手を出しそうですね。

見方によっては、
閉鎖的な施設の「闇」も垣間見える体験談でした!
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