「足のかかとのツボ」と「性器」は関係がある！？

「足のかかとのツボ」って？

足のかかとの有名なツボには「失眠（しつみん）」というのがあります。失眠というのは、読んで字のごとく眠れるツボ。こころを落ち着かせる効果もあります。
アレ？　性器に関係しない？　
ツボというのは、古い中国や日本の文化で受けつがれてきた、鍼灸など東洋医学の考え方の中で経絡（けいらく）などの考えとともに生まれてきたものです。かかとは性器のツボではないの？

では、足のかかとが性器に関係あるという説は何？それはリフレクソロジーで言われています。リフレクソロジーとは、アメリカで考えられ、その後、イギリスや中国、日本などに伝わりました。発展した各地の考えや療法を取り入れて英国式、台湾式、中国式などと、いろいろな流派があります。どれも、足の裏などの部位と、身体の各所が対応しているという考えは共通しています。身体の各所に対応する足などの部位を「反射区」と呼びます。リフレクソロジーでは足裏の「反射区」をこすったり押したりします。
リフレクソロジーの考え方では、つま先が頭、かかとが身体の下部、に相当しています。ですので、足裏のかかとの部分は性器、生殖器に関係しているということになっています。

自分で足の裏をマッサージしてみよう

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リフレクソロジーの手順に従って、自分でもマッサージすることができます。心臓のある左側からすると血流が活発になるのでよいです。皮膚を保護するためにオイルやクリームやパウダーなどをつかうとよいです。
マッサージは、次のような手順で行います。

１，まず腎臓から膀胱までの反射区をマッサージ。

足の親指側が身体の中心部、小指が側が身体の側面部になります。
ですので腎臓は足の裏の真ん中に、膀胱はかかとより上の親指側になります。

２，気になる反射区をマッサージ

３，足首からひざまでの横と裏側をすりあげる。

４、ひざの裏のリンパ節をもむ。

５、白湯を飲んで老廃物を体内から出す。

生殖器の反射区以外に「セクシャル」に関する「反射区」はある？

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足の内側の側面に、婦人科系をつかさどる反射区があります。内くるぶしと、かかとをつなぐ線の真ん中あたりです。子宮、卵巣などの反射区です。ここを親指で、やさしくマッサージします。
リフレクソロジーでは、足の裏に、こって、押すと痛いところがあると、そこに対応する箇所が悪いと考えます。ですので、足の裏がどこも痛くなく柔らかいことが健康の証拠。足の裏を刺激する板や、棒、いろいろな器具が出ていますので、セクシャルな不調でお悩みの方は、足の裏を自分でマッサージすることを試してみてはいかがでしょう。
パートナーとマッサージしあうのもよいかもしれません！

また、東洋系のツボでは、内くるぶしの上の、指４本上が三陰交というツボになっています。ツボと反射区は考え方も違い、場所も重ならないのですが、ここは、少し似ていますね。

セクシャルに関するツボは、ほかにもある？

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「血海（けっかい）」というツボが、これも読んで字のごとく、生理に関係しています。骨盤内の血行をよくするので、月経痛や月経前症候群などに有効です。ツボは、自分でも、指の腹でマッサージしたり、お灸をしたりすると効果があります。
血海の場所は、ひざのお皿の上端内側から、指３本上です。
足裏の湧泉（ゆうせん）というツボは、反射区の腎臓の位置と似ていますね。足裏の三分の一上の真ん中にあるツボです。
セクシャルなことに限らず、押すと元気が泉のように湧いてくる、基本的な生命力に関わるツボ。身体のダルさや疲れなどに効果があります。

「大かく」というツボは、インポテンツや不感症に効果があります。心因性や精神的な理由での症状に有効です。「大かく」のツボは、おへそから指幅5本分下、中心よりわずかに左右に寄ったところにあります。ここは、押さえるのではなく、カイロや、温かい貼るお灸などで、あたためたりするのがいいでしょう。