2018年2月5日 更新

気をつけて!性病の種類と対策【悩み・解決】

症状が出ない性病もあることをご存知ですか?「名前は知っているけれど、詳しい内容は良く知らない…。」そのような方もチェックしておきたいコラムです。色んな性病を知って、注意しておきましょう。

症状が出ない性病もあることをご存知ですか?「名前は知っているけれど、詳しい内容は良く知らない…。」そのような方もチェックしておきたいコラムです。色んな性病を知って、注意しておきましょう。

昔は死者も出た「梅毒」

段階的に症状が出てくる恐ろしい性病です。該当する部分があったら早めに医師へ相談しておきましょう。昔は「不治の病」とも言われていましたが、現代では適切な治療法が開発されているようです。とはいえ、悪化する前に治療を行っておいた方が良いでしょう。感染者が増加しているとも言われているので、不特定多数とのセックスには要注意です。
第1期(感染後3週間~3か月)…感染部位に硬いしこりができ、やがて潰瘍になりますが、痛みはあまりありません。また、太ももの付け根がはれることがあります。これらの症状は、そのままにしていても、やがて消失します。
第2期(感染後3か月~3年)…全身にバラ疹と呼ばれるバラの花びらのようなピンク色の斑点が広がったり、赤茶色で盛り上がったブツブツができたりします。これらの症状も、やはりしばらくすると自然に消失します。
第3期・4期(3年~)…第3期は体のいたる所にゴムのようなしこりができ、さらに第4期になると、脳や神経が侵され、麻痺や痴呆のような症状が出ます。しかし、現在では、早期に適切な治療が行われることが多く、3期まで進行するケースはあまりありません。
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放置し続けると脳や神経にまでダメージが及ぶとのこと。症状が一旦治まったからといって、そのまま放っておくのは止めた方が良いでしょう。

セックスでも感染する「カンジダ」

カンジダはもともと体内にいる菌なので、必ずしもセックスによって感染するとは限りません。ただし、症状としては性器部分に出てくることがあります。疲労やストレスなど免疫力の低下によって引き起こされる場合もあるようです。睡眠をしっかりとって規則正しい生活をし、無理をしないように心がけましょう。
カンジダは性行為でも感染しますが、人の体内にいる常在菌です。このため、感染してもすぐには発症せず、免疫力が低下したときなどに増殖して、さまざまな症状を引き起こします。女性の場合は、外陰部・膣の激しいかゆみ、カッテージチーズ状の白いおりものの増加、性器の灼熱感・痛み、排尿痛、性交痛などが生じます。一方、男性にはあまり症状が起こりませんが、亀頭にかゆみ、ただれなどが見られることがあります。
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彼氏がカンジダになったからといって浮気・不倫をしたと特定するのは早合点です。また、カンジダは生きるために必要な常在菌でもあるので、体内から抹消することはできません。大きく取り乱さず、できることから対処していきましょう。

わかりにくい病気「クラミジア」

どこかで耳にしたことがある人もいるのではないでしょうか?クラミジアの恐ろしいところは症状が出ない場合がある点です。不妊症の原因にも繋がることがあるというのも怖いです。自分自身で確かめることは難しい症状なので、定期的に医師に相談してチェックしておくのも良いでしょう。
性器クラミジア感染症は、日本を含め世界でもっとも多発している性病(性感染症)です。男性の場合は尿道に感染しやすく、軽い尿道炎になって、尿道から膿が出たり、排尿時に軽い痛みを感じたりすることがあります。しかし、約半数は無症状といわれています。一方、女性の場合は、少しおりものが増える、軽い下腹部痛、不正出血が起こることがありますが、ほとんどは無症状です。このように、性器クラミジア感染症は、自覚症状がないケースが多いため、気づかずに放置されがちです。しかし、進行すると、男女ともに不妊の原因になることがあるので注意しましょう。
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ちなみにクラミジア感染症は、クラミジア・トラコマティスと呼ばれるものが病原体のようです。女性・男性問わず感染するものですので、お互いに性病対策には気を付けておきましょう。

感染率が高い!?「リン病」

リン菌が病原体の病気です。リン病を持っている人とのセックスで感染するパーセンテージは高めなので、細心の注意が必要です。しかも、女性の場合は、殆どが自覚できる症状がないので感染に気付かないことも珍しくないようです。不妊に繋がることもあるようなので、気になる人は放置せずに確認しておきましょう。
非常に感染力が強く、感染者と一度性行為をすれば、30%の確率で感染するといわれています。男性は尿道に感染しやすく、尿道炎を起こして、尿道から黄色っぽい膿が出る、尿道のかゆみ・不快感、激しい排尿痛などの症状が現れますが、まれに無症状のこともあります。一方、女性の大半は無症状ですが、黄色っぽいおりものが増えたり、不正出血、下腹部痛、性交痛がみられることもあります。病気が進行すると、男女ともに不妊の原因になることがあります。
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彼氏の様子がおかしいな、彼のおちんちんの様子がおかしいなと思ったら無理な性行為はしないようにしましょう。また、どのような場合でもコンドームをつけて性病感染予防も必要です。コーラをかければ大丈夫、ローションをつければ大丈夫など根拠のない噂は信じないよう注意です。

共通点は『放置しないこと』

いかがでしたか?
まだまだこの世には多くの性病が存在します。
また、しっかりと検査をしないと分からないものも多いです。
気になる症状があるなしに関わらず、不妊対策としても定期的にチェックしておくことが予防法のひとつです。
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