2017年10月24日 更新

ペロニー症候群という病気。あなたの大事なパートナーがもしこの病気になってしまったら?

みなさんペロニー症候群って聞いたことありますか? あまり一般的ではないように聞こえますが、実は一定数の患者さんがいて、日本でも治療の環境が整っています。 パートナーとのセックスにも影響してくるペロニー症候群、詳しく見ていきましょう!

みなさんペロニー症候群って聞いたことありますか?
あまり一般的ではないように聞こえますが、実は一定数の患者さんがいて、日本でも治療の環境が整っています。
パートナーとのセックスにも影響してくるペロニー症候群、詳しく見ていきましょう!

どんな病気なの?

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ペロニー症候群とは、日本語では陰茎硬化症といいます。
硬化症といっても、石のように硬くなったり、勃起している状態がずっと続くというものではありません。
この病気は、男性器の海綿体の膜部分にしこり(できもの)ができて、痛みを感じたり、男性器自体が湾曲してしまう病気です。
ちなみに、このしこりは良性で、癌化したり転移して命の危険があるというリスクはありません。
しかし初期症状が陰茎がんの症状と似ているため、必ず病院で検査をして、ペロニー症候群との診断をもらった方がいいです。
原因としては、遺伝的要因や生活習慣のようなものよりは、外的刺激によるものが多いようです。
男性器を痛めるようなセックスをしたり、事故で男性器への外傷を負った場合に発症することが多いです。
一方で、手足が拘縮するような病気を持っている人が発症しやすいという背景もあるようです。
手足の関節の拘縮は、組織の硬化によって起こります。
その硬化現象が、男性器にも起こってしまうということです。

この病気になったら、どうなるの?

最初に起こる症状としては、勃起時の痛みです。
この痛みのせいで、セックスができなくなる人もいます。
その後、しこりが触れる程度に大きくなってきます。
そして、男性器の湾曲へと進みます。
しこりがある部分が硬くなってしまうことで徐々に変形していってしまいます。
ただ、痛みが落ち着けば湾曲した状態でもセックスを楽しめるようです。

治療はできるの?

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外科的治療が可能ですが、しこりの成長が落ち着いてからになります。
成長途中で手術をしても、結局再発する可能性があるからです。

そのため、発症後すぐには痛みを取るのみの対症療法になります。
手術方法には、湾曲した反対側を縫縮(縫い縮める)して、湾曲を矯正する方法と、しこりを取り除いた部分に組織を移植して湾曲を矯正する方法があります。

縫縮する方法は簡単にできて日帰り手術も可能ですが、しこりを取り除くわけではないので痛みが継続している場合は、痛みへの効果はありません。

また、縫い縮めてしまうため、男性器自体が短縮してしまうというデメリットもあります。
一方組織を移植する方法は、簡単には出来ませんがしこりを取り除くため、しこり自体を検査して確定診断をつけることができます。

しこりをとって欠損した部分へ組織を移植するので、男性器が短縮することもありませんし、しこりによる痛みが残ることもありません。

ただ、合併症でEDになってしまうこともあるようなので、どちらの方法を選択するのかは注意が必要です。
どちらの方法で治療をしても、治療効果が得られれば元のセックスライフに戻ることが出来ます。

最後に

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このように、セックスライフに大きく影響してくるペロニー症候群。
もし発症してしまったときは早めに医療機関を受診して痛みへの対処をしてもらうことでセックスライフを維持することができます。

ただ痛みを我慢しているだけではセックスレスに繋がってしまうので、もし彼や旦那さんが勃起時に痛みがあると言っているときには、早めの受診を勧めてあげましょう。
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この記事を書いたライター

ベッキー ベッキー