2017年4月16日 更新

(L)GBTを取り上げてるドラマ(海外)

海外ドラマでは、主要な人物のうち一人くらいは同性愛者やトランスジェンダーといったLGBTが登場するのは当たり前になっています。その中から、LGBTだらけという海外ドラマをご紹介します。LGBTだからといって色物ネタだと思ったら大間違い!ストーリーもしっかりしていて、さらにセクシーなシーンまである優れものばかりを揃えました。面白すぎて休日まるまる使っちゃうかも?!

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海外ドラマでは、主要な人物のうち一人くらいは同性愛者やトランスジェンダーといったLGBTが登場するのは当たり前になっています。その中から、LGBTだらけという海外ドラマをご紹介します。LGBTだからといって色物ネタだと思ったら大間違い!ストーリーもしっかりしていて、さらにセクシーなシーンまである優れものばかりを揃えました。面白すぎて休日まるまる使っちゃうかも?!

The L Word~「Lの世界」 の世界 ~

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タイトルの通り「L」とはレズビアンの意味。
出てくる女性、全部レズビアンもしくはバイセクシュアル、トランスジェンダーです。
とにかくカップルまみれで、セクシーシーンもたっぷり。
とはいえ、AVみたいな下品なものではなく、限りなく全員が上品な美女ぞろいという、レズビアンには天国のようなドラマです。

シーズン6までレンタルで出ていますので、めちゃくちゃ長いですが、絶対見る価値ありですよ。

シーズン1から6まであるとあらすじというあらすじが書けない程、盛りだくさんな内容になっていますので、あえてあらすじは割愛しますが、
いろんなレズビアンが、恋に落ちたり、別れたり、又付き合ってみたり、いろいろなトラブルに巻き込まれたり、嫉妬してみたり、心が揺れ動いて失敗したりと、一瞬たりとも見逃せないストーリーになっています。

出演するキャストの中には、本物のレズビアンもいますので、とてもリアルで、自然なドラマに仕上がっています。

Exes & Ohs

『Lの世界』を美女セクシードラマとするなら、こっちは身近でかわいいユーモラスドラマといったところ。テンポよく、ストーリーが展開され、コミカルに仕上がっています。

主人公のジェンが、彼女に浮気をされるシーンからスタートします。彼女とその浮気相手は1年後に結婚式を挙げることとなり、ジェンは友人に結婚式に行くように言われるのですが、ジェンは未練たらたらで、彼女の荷物やもらったものを捨てることができないほど。
式には出ないということで、友達を式場まで送り、プレゼントを運ぶ手伝いをするのですが、ひょんなタイミングで元カノと遭遇してしまいます。

アメリカのAmazonで見ることができますが、日本語訳がないので英語を勉強するつもりで見るといいですね(笑)1~6話と短いので、さらっと見ることができるのもオススメポイントの一つ。ナチュラルにレズビアンが生活している様子がとても自然です。
日本で出てくる突然のAV感というのが非常に薄くて、普通のドラマとしてスッと楽しむことができます。
でも、日本語で見た方がわかりやすいのに~~!
セクシーな場面よりも日常って感じがすごくいい味を出しているドラマです。

Exes and Ohs - Sam&Jen

オレンジ・イズ・ニュー・ブラック 塀の中の彼女たち

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Amazon Videoで配信されている2013年スタートのドラマです。
出てくるキャラクターがとにかくぶっ飛んでいるというのがポイントなのですが…
刑務所ものなのにコメディ要素がものすごく強いドラマです。もちろん、泣けるシーンもたっぷり。ただし、LGBTに特化して問題を取り上げてはいません。
そこがまた乙なところなのですが、LGBTを特別視していなく、当たり前のように扱っているわけですね。
私としてはこのくらい自然に、世の中がLGBTに順応してくれてるといいのにな~と思える作品でした。

刑務所もので、レズビアンやトランスジェンダーが出てくるものは他にも「ウェントワース女子刑務所」もありますが、そちらはドロドロとした復讐劇がメインになっているドラマです。そちらも違うセンスで面白いですので、刑務所ものに浸りたいときはどっちもご覧ください(笑)ただし、ウェントワースはレズビアンは一人だけ、トランスジェンダーもMTFという感じです。自然に、という感覚とはちょっと違いますね。

フェイキング・イット〜噂のカップル!?〜

このドラマ、このゾーンに入れるべきか悩みました。
だって、レズビアンカップルのふりをしている高校生のお話なんですもん。
これは悩みましたよ。実際レズビアンではないですからね。
とは言え、バカみたいな学園ドラマとしてはなかなかのストーリーです。
学園生活で注目を浴びたくて仕方ない主人公が、変な勘違いで友人とレズのカップルだと思われ、なぜか「超クール!!」と称賛されるところから始まります。

そんなことになってしまったものだから、注目を浴びたい一心にレズカップルをふるまい続ける二人のドタバタコメディです。
レズのふりをしているうちに、だんだん自分が「レズなんじゃないか?」とか、友達のことを「好きになってきちゃった」と思ったりするところも、高校生ならではの感覚で、ドロドロした感じもない爽やかな作品になっています。

要れるかどうか悩んだ挙句、入れましたが、これはどちらかというと番外編ですね。

まとめ

海外で取り上げられているLGBTというのは、脇役でいるとドラマのいいスパイスになるという事で取り入れられてきましたが、ここの所その事情が変化してきており、LGBTにスポットが当たり始めました。
日本では、本当にごくまれ、まれすぎて話題になる、ニュースになるといった特別視がされている状況です。そのうち、LGBTが主人公になるドラマも出てくるのでしょうけれど、まだまだ、海外ほどナチュラルな感じはありませんね。

LGBTの皆さんも、そうではないけれど理解したいという皆さんも、今回のドラマはぜひ見てみてくださいね。
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